Archive [ 2016-10- ]
- 10月後半の浮島公園 [2016/10/28]
- テイショウソウとキッコウハグマ [2016/10/28]
- 村山古道を歩く その3-2 [2016/10/23]
- 村山古道を歩く その3-1 [2016/10/20]
- 村山古道を歩く その2-2 [2016/10/18]
- 村山古道を歩く その2-1 [2016/10/12]
- 富士山の湧水地 [2016/10/09]
- 出逢いたかったお花たち [2016/10/08]
- 富士山いろいろ・・・ [2016/10/08]
- 富士山麓のお花たち [2016/10/07]
- 浮島ケ原自然公園のいま [2016/10/03]
- 富士山 「村山古道」 の一部を歩く [2016/10/01]
10月後半の浮島公園
2016/10/28 00:39
ジャンル:
Category:植物・風景
TB(0)
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CM(0)
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浮島ケ原自然公園も、少し気温の下がったいま、ザリガニ釣りの子供たちも少なくなり、
ちょっと寂しい公園です。 木道沿いを歩いてみると、今はミゾソバの花盛りでした。
木道にはみ出すように咲いています。

ミ ゾ ソ バ
ピンク色をした子や、色白の、またその中間型の薄ピンクの子まで、それぞれ・・・

ミ ゾ ソ バ
園内には、それに似たアキノウナギツカミもちょっと地味ながら、今が盛りのようです。
同じ仲間のナガバノアキノウナギツカミは、一昨年たった1株を見たっきり姿を現して
くれません。 また逢いたいものです・・・

アキノウナギツカミ
まだカワラナデシコの咲き残りがありました。
お気に入りのゴキヅルも、種子がたくさん充実して来ましたよ。
ちょっと触ると・・・・・実がすぐに弾けます。


カワラナデシコ ゴキヅル
いま最も元気なのは、ヤブツルアズキやツルマメです。 それぞれに、小豆の原種・
大豆の原種と考えられていますが、その勢いたるやすごいものがあります。
絡みついた植物は身動きが取れない程にギュウギュウに縛られているようです。


ツルマメ ヤブツルアズキ
大好きなヒメハッカのある場所を覗いてみると・・・・・ あっ、いました!
ツルに巻かれなくて良かったね! 太陽を求めて背は伸びているものの、自由な
姿が見られて良かった。
葉っぱを指でこすると・・いい香りです。

ヒメハッカ ヌマトラノオ
この時期のタコノアシは面白い!! まるで茹でダコの足そっくりなのですから・・・

タ コ ノ ア シ
園の外周を歩くと、元気なヨメナ・エビヅル・ノブドウ・シャリンバイなどが目に入ります。

ヨメナ カラスウリ
少し煙ってはいますが、愛鷹の峰々も久しぶりに見たような気がします。
暫く登っていない山並です。 その内に・・・

愛 鷹 の 峰 々
お手玉を上手に縫った1年生のHちゃんがひょっこりおじいちゃんと訪ねてくれました。
大好きなKさんにも逢えてとっても嬉しそう・・・ よかったね!

Hちゃんたち
ちょっと寂しい公園です。 木道沿いを歩いてみると、今はミゾソバの花盛りでした。
木道にはみ出すように咲いています。


ミ ゾ ソ バ
ピンク色をした子や、色白の、またその中間型の薄ピンクの子まで、それぞれ・・・


ミ ゾ ソ バ
園内には、それに似たアキノウナギツカミもちょっと地味ながら、今が盛りのようです。
同じ仲間のナガバノアキノウナギツカミは、一昨年たった1株を見たっきり姿を現して
くれません。 また逢いたいものです・・・


アキノウナギツカミ
まだカワラナデシコの咲き残りがありました。
お気に入りのゴキヅルも、種子がたくさん充実して来ましたよ。
ちょっと触ると・・・・・実がすぐに弾けます。


カワラナデシコ ゴキヅル
いま最も元気なのは、ヤブツルアズキやツルマメです。 それぞれに、小豆の原種・
大豆の原種と考えられていますが、その勢いたるやすごいものがあります。
絡みついた植物は身動きが取れない程にギュウギュウに縛られているようです。


ツルマメ ヤブツルアズキ
大好きなヒメハッカのある場所を覗いてみると・・・・・ あっ、いました!
ツルに巻かれなくて良かったね! 太陽を求めて背は伸びているものの、自由な
姿が見られて良かった。



ヒメハッカ ヌマトラノオ
この時期のタコノアシは面白い!! まるで茹でダコの足そっくりなのですから・・・


タ コ ノ ア シ
園の外周を歩くと、元気なヨメナ・エビヅル・ノブドウ・シャリンバイなどが目に入ります。


ヨメナ カラスウリ
少し煙ってはいますが、愛鷹の峰々も久しぶりに見たような気がします。
暫く登っていない山並です。 その内に・・・

愛 鷹 の 峰 々
お手玉を上手に縫った1年生のHちゃんがひょっこりおじいちゃんと訪ねてくれました。
大好きなKさんにも逢えてとっても嬉しそう・・・ よかったね!

Hちゃんたち
テイショウソウとキッコウハグマ
2016/10/28 00:30
ジャンル:
Category:植物
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CM(2)
[Edit]
テイショウソウは、私の住まいの近くでは見る事が出来ません。
県中部で、初めて葉っぱを見た時、ナンテ綺麗な葉っぱ・・・これは何だろう?
と気になった植物です。
葉っぱを見た2年後に、初めてその花に出逢う事が出来ました。
クルクルと巻いた花弁を持つ花は、とても可愛い・・・・・
キッコウハグマやカシワバハグマと同じような顔つきです。
そして、今年の春、ふらっと入った林の道端で、この葉っぱを見つけました。
でも、残念ながら白い斑の入った葉っぱはホンの少し、普通の緑っぽい葉っぱでした。
先日、もう咲いてるかな? それとも終わってしまったかな? と覗いてみると・・・

うわ~綺麗・・・・・ 薄暗い林の道ばたで、花をいっぱい付けた姿が現れました。

少し遅かったかな?という感じですが、見事な咲きっぷりです。

薄暗い森の中で、ホンノリその周辺が明るく見えるようです。

それより数日前の事、近くの森の中でお仲間に会えました。
ホントにささやかに咲いていたキッコウハグマです。 今はもう少し咲いてるでしょうか?
葉っぱはアチラコチラで見かけるのですが、花に出逢うのはなかなか大変・・・・・

キッコウハグマ
この時期に咲く、白いお花たちでした。
県中部で、初めて葉っぱを見た時、ナンテ綺麗な葉っぱ・・・これは何だろう?
と気になった植物です。
葉っぱを見た2年後に、初めてその花に出逢う事が出来ました。
クルクルと巻いた花弁を持つ花は、とても可愛い・・・・・
キッコウハグマやカシワバハグマと同じような顔つきです。
そして、今年の春、ふらっと入った林の道端で、この葉っぱを見つけました。
でも、残念ながら白い斑の入った葉っぱはホンの少し、普通の緑っぽい葉っぱでした。
先日、もう咲いてるかな? それとも終わってしまったかな? と覗いてみると・・・


うわ~綺麗・・・・・ 薄暗い林の道ばたで、花をいっぱい付けた姿が現れました。


少し遅かったかな?という感じですが、見事な咲きっぷりです。

薄暗い森の中で、ホンノリその周辺が明るく見えるようです。

それより数日前の事、近くの森の中でお仲間に会えました。
ホントにささやかに咲いていたキッコウハグマです。 今はもう少し咲いてるでしょうか?
葉っぱはアチラコチラで見かけるのですが、花に出逢うのはなかなか大変・・・・・


キッコウハグマ
この時期に咲く、白いお花たちでした。
村山古道を歩く その3-2
2016/10/23 11:08
ジャンル:
Category:山歩き・歩き
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CM(0)
[Edit]
(村山古道を歩く その3-1から続きます)
休憩した後は・・・ まだまだこれから先が長いので、先を急ぎます。
少し斜面が出て、緩やかな登り道です。 住宅街・工場・畑などを抜け、
広見公園まで来ました。
外来種が多いのですが、ポツポツとお花も見られます。
ルコウソウ マルバルコウ ペラペラヨメナ
更に進むと、石の道しるべが村山への道を案内してくれます。
そこにある新しい道しるべには、次のように書かれていました。
村山道 道しるべ (辻畑)
江戸時代、東海道吉原宿から富士山信仰の拠点だった村山の興法寺
(現、村山浅間神社)へ向かう「村山道」が設定され、この道しるべが置かれました。
現存する7基のうち、5基が富士市内にあります。この先、道路により分断されて
いますが、西へ進んだ最初の信号で県道を横断・右折し、100mほど進んだ先で
左折して高速道路の側道から辻畑橋を渡ると、村山道のルートに合流します。
新しい道しるべは、平成25年12月に設置されたようですので、まだホヤホヤです。
丁寧で有り難い事です。 (富士市教育委員会)

大淵工業団地から第二東名へ続く道が大分進んでいます。 早く通れるようにように
なるといいのですが、まだ暫くは無理かな? 橋から覗き込むと、縄状溶岩が
見えます。 タンキリマメやムラサキシキブにも実が付いています。

縄状溶岩 タンキリマメ ムラサキシキブ
いつの間にか・・・大分山の方に登って来ました。 周辺は自然豊かです。
茶畑や山林も広がっています。 道端には、フタバハギが多く咲いています。
春先には、野草としてもなかなか美味しい野草です。 お花も可愛いです。

フタバハギ ニシキギ ミツバアケビ
昔の石の道しるべの横には、新しい道しるべが建っていて、行く手の案内を
してくれます。 1ケ目の道しるべにあったように、第2東名で分断された道が
ちょっと複雑でしたが、どうにかクリア、更に進みます。(旧道に近い所を通った為)


道しるべ(横山)
標高300mを越したでしょうか? 周辺はすっかり山・畑の広がる景色と
なって来ました。 途中、ノンビリでしたので村山までは無理かな?と心配したの
ですが、ここまで来ればひと頑張り出来そうです。

道しるべ(大峰)
道の両側は、更に自然豊かになって来ます。 地味ですが、野の花が咲き、
実がなり、目を楽しませてくれます。 畑に広がるコケの緑も、しっとりと綺麗です。

エビヅル(ブドウ科) ベニバナボロギク フユノハナワラビ
ムカゴやエビヅルを口に入れながら、季節を楽しみます。

スズメウリ ツルマオ シロノセンダングサ?
イチョウ畑の前にある 「石ノ前道しるべ」 は、 ギンナンの実に覆われていました。

石ノ前道しるべ
村山神社まであと3.5キロです。 5時頃には到着できるかな?
覆盆子平(いちごだいら) 何だか難しそうな地名です。 どんな意味があるのだろう?

覆盆子平(いちごだいら)
お茶畑・しきみの畑などを越え、本日の終点が近づいて来ました。
途中で、色々な果物や野菜作りをしておられる方としばしお話をし、またまたの
道草です。 温室で南の果物も作られているらしい・・・
お蕎麦の花も目に優しい・・・・・

そば畑
石仏の並ぶ角から、右折し山道に入ります。 水神さんを越えて・・・・・
おじさまとバッタリ・・・
「どっから歩いて来たのかね?」 「田子の海からです」
「やっぱり女の人は遅いなあ・・」 (道草が多いものですから・・・・・)
「まあ気を付けて行きな・・・」 (ありがとうございます)
おばあちゃんとも・・・・・
「山伏さんも先週通って行ったよ、気を付けて行きなさいよ・・・」と、応援も。

こんな状態ですので、時間は経ち・・・・・いつのまにか周辺は薄暗くなり、
5時半に、村山浅間神社に無事到着しました。

東見付村山道の道標(富士宮市教育委員会)
途中で出逢い、応援して下さった方・同行のKさん・Hさん有難うございました。
最終の 「村山浅間神社~天照教」 は11月に入ってからでしょうか??
休憩した後は・・・ まだまだこれから先が長いので、先を急ぎます。
少し斜面が出て、緩やかな登り道です。 住宅街・工場・畑などを抜け、
広見公園まで来ました。
外来種が多いのですが、ポツポツとお花も見られます。



ルコウソウ マルバルコウ ペラペラヨメナ
更に進むと、石の道しるべが村山への道を案内してくれます。
そこにある新しい道しるべには、次のように書かれていました。
村山道 道しるべ (辻畑)
江戸時代、東海道吉原宿から富士山信仰の拠点だった村山の興法寺
(現、村山浅間神社)へ向かう「村山道」が設定され、この道しるべが置かれました。
現存する7基のうち、5基が富士市内にあります。この先、道路により分断されて
いますが、西へ進んだ最初の信号で県道を横断・右折し、100mほど進んだ先で
左折して高速道路の側道から辻畑橋を渡ると、村山道のルートに合流します。
新しい道しるべは、平成25年12月に設置されたようですので、まだホヤホヤです。
丁寧で有り難い事です。 (富士市教育委員会)


大淵工業団地から第二東名へ続く道が大分進んでいます。 早く通れるようにように
なるといいのですが、まだ暫くは無理かな? 橋から覗き込むと、縄状溶岩が
見えます。 タンキリマメやムラサキシキブにも実が付いています。



縄状溶岩 タンキリマメ ムラサキシキブ
いつの間にか・・・大分山の方に登って来ました。 周辺は自然豊かです。
茶畑や山林も広がっています。 道端には、フタバハギが多く咲いています。
春先には、野草としてもなかなか美味しい野草です。 お花も可愛いです。




フタバハギ ニシキギ ミツバアケビ
昔の石の道しるべの横には、新しい道しるべが建っていて、行く手の案内を
してくれます。 1ケ目の道しるべにあったように、第2東名で分断された道が
ちょっと複雑でしたが、どうにかクリア、更に進みます。(旧道に近い所を通った為)


道しるべ(横山)
標高300mを越したでしょうか? 周辺はすっかり山・畑の広がる景色と
なって来ました。 途中、ノンビリでしたので村山までは無理かな?と心配したの
ですが、ここまで来ればひと頑張り出来そうです。


道しるべ(大峰)
道の両側は、更に自然豊かになって来ます。 地味ですが、野の花が咲き、
実がなり、目を楽しませてくれます。 畑に広がるコケの緑も、しっとりと綺麗です。



エビヅル(ブドウ科) ベニバナボロギク フユノハナワラビ
ムカゴやエビヅルを口に入れながら、季節を楽しみます。



スズメウリ ツルマオ シロノセンダングサ?
イチョウ畑の前にある 「石ノ前道しるべ」 は、 ギンナンの実に覆われていました。

石ノ前道しるべ
村山神社まであと3.5キロです。 5時頃には到着できるかな?
覆盆子平(いちごだいら) 何だか難しそうな地名です。 どんな意味があるのだろう?


覆盆子平(いちごだいら)
お茶畑・しきみの畑などを越え、本日の終点が近づいて来ました。
途中で、色々な果物や野菜作りをしておられる方としばしお話をし、またまたの
道草です。 温室で南の果物も作られているらしい・・・
お蕎麦の花も目に優しい・・・・・


そば畑
石仏の並ぶ角から、右折し山道に入ります。 水神さんを越えて・・・・・
おじさまとバッタリ・・・
「どっから歩いて来たのかね?」 「田子の海からです」
「やっぱり女の人は遅いなあ・・」 (道草が多いものですから・・・・・)
「まあ気を付けて行きな・・・」 (ありがとうございます)
おばあちゃんとも・・・・・
「山伏さんも先週通って行ったよ、気を付けて行きなさいよ・・・」と、応援も。


こんな状態ですので、時間は経ち・・・・・いつのまにか周辺は薄暗くなり、
5時半に、村山浅間神社に無事到着しました。

東見付村山道の道標(富士宮市教育委員会)
途中で出逢い、応援して下さった方・同行のKさん・Hさん有難うございました。
最終の 「村山浅間神社~天照教」 は11月に入ってからでしょうか??
村山古道を歩く その3-1
2016/10/20 02:24
ジャンル:
Category:山歩き・歩き
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CM(0)
[Edit]
18日、行程順序はバラバラになってしまいましたが、3人で本日は海抜0mから
村山浅間神社まで歩く事にします。
まずは、田子の浦の海岸へ向かいます。 振り向くと、少し雲が掛かっているものの、
富士山が青空に映えています。

海岸近くからの富士山 シャリンバイ
海岸近くのシャリンバイやトベラの実もしっかりして来ました。
駿河湾には船が浮かび、その奥には少し霞んだ伊豆半島も目に入ります。
気を付けて・・・手と足を海水に浸け、小さな丸い石を片手に、いよいよ出発です。

海抜0mの海
ちょっと寂しい海岸に黄色いコマツヨイグサが色を添えています。
まずは、皇太子殿下御散策之蹟に立ち寄ります。

コマツヨイグサ 皇太子殿下御散策の蹟
その後、すぐ近くの富士塚へ向かいます。
ここで、拾ってきた石を積んで無事を祈ります。 でも・・・アレ? ちょっと変!
以前は、円錐形だった富士塚が、いつの間にか上部が削られていました。
今は、親子富士(富士山と富士塚)として、カメラスポットの場所も設けられています。

富士塚入口
あ~、残念! 富士山は、雲に覆われて来ました。

富士塚
せっかくの展望地ですが、富士山はすっかり雲の中・・・・・
六地蔵・閻魔堂を経て、黒露墓へ・・・

六地蔵 閻魔堂
この路地から古東海道となるようです。

黒露墓 古東海道
ほどなく木之元神社に到着です。 大きなクスノキなどがあり、ムクロジがご神木
となっていました。

木之元神社 ご神木のムクロジ
懐かしい感じの木造の建物が、駐車場となっていて、ちょっと目を引きます。
吉原駅を過ぎ、沼川にかかる河合橋下には、多くの小舟が係留されています。
その奥の工場から立ち上る煙が何とも富士市らしい・・・
この辺りは、旧東海道になるのだとか・・・

木造の駐車場 河合橋からの沼川
更に進んで・・・ 東海道を下る時、唯一左手に富士山が見える左富士へ。

河合橋の碑 左富士の石碑 アキノゲシ
歌川広重の浮世絵、東海道五十三次の左富士に立ち寄ります。
残念ながら富士山は見えずじまいです。


左 富 士
馬頭観音を越え、平家越えの石碑へ来ました。 ここは富士川の戦いの古蹟です。
夜半、水鳥の羽音に驚き、平家軍は潰走し、頼朝は起死回生の大勝を得たと
言われています。

馬頭観音 平家越え
この辺りまで、工業地帯や町並で殆ど高度は上がっていません。
岳南鉄道の本町駅を越え、吉原商店街に入ります。
ここは、かつて脇本陣や下本陣・上本陣とされた家々もあったようですが、今はそれを
想わせるものは見当たりません。 鯛屋旅館のみ、今も旅館・そば屋さんとして昔を彷彿
させてくれます。 また、山岡鉄舟さんの常宿だったとしても歴史を感じます。
多くの地方の商店街はシャッター街となっていますが、ここも例外ではありません。
色々と企画し、頑張ってくれてはいるのですが・・・

東木戸跡 吉原商店街
ご実家は少し離れた所にありますが、いかりや長助さんに因んで付けられたようです。

鯛屋旅館 長さん小路
商店街を出る手前で左折し、少し先を今度は右折すると・・・西木戸跡の標識が出ます。
139号線を横切り、富知六所浅間神社方向を目指します。
三日市場のお浅間さんと呼ぶ方が馴染みがあるのですが・・・・・


西木戸跡
お浅間さんに到着です。 手を清め、境内に入らせて戴きます。
入口には、火山弾が設置されています。 建て替えられたばかりの本殿が
目の前です。

火山弾 浅間神社
境内には、色々なものを目にして来た大きなクスノキが、どっしりと立っています。
樹高15m、目通り13mの立派な大楠です。 県指定の天然記念物だそうです。
何とも立派! 色々な植物も着生しているようです。

県指定の天然記念物 大クス
(ちょっと長くなりそうなので・・・・・お昼を済ませ、続きは3-2へ持越しです。)
村山浅間神社まで歩く事にします。
まずは、田子の浦の海岸へ向かいます。 振り向くと、少し雲が掛かっているものの、
富士山が青空に映えています。


海岸近くからの富士山 シャリンバイ
海岸近くのシャリンバイやトベラの実もしっかりして来ました。
駿河湾には船が浮かび、その奥には少し霞んだ伊豆半島も目に入ります。
気を付けて・・・手と足を海水に浸け、小さな丸い石を片手に、いよいよ出発です。


海抜0mの海
ちょっと寂しい海岸に黄色いコマツヨイグサが色を添えています。
まずは、皇太子殿下御散策之蹟に立ち寄ります。


コマツヨイグサ 皇太子殿下御散策の蹟
その後、すぐ近くの富士塚へ向かいます。
ここで、拾ってきた石を積んで無事を祈ります。 でも・・・アレ? ちょっと変!
以前は、円錐形だった富士塚が、いつの間にか上部が削られていました。
今は、親子富士(富士山と富士塚)として、カメラスポットの場所も設けられています。


富士塚入口
あ~、残念! 富士山は、雲に覆われて来ました。

富士塚
せっかくの展望地ですが、富士山はすっかり雲の中・・・・・
六地蔵・閻魔堂を経て、黒露墓へ・・・


六地蔵 閻魔堂
この路地から古東海道となるようです。


黒露墓 古東海道
ほどなく木之元神社に到着です。 大きなクスノキなどがあり、ムクロジがご神木
となっていました。


木之元神社 ご神木のムクロジ
懐かしい感じの木造の建物が、駐車場となっていて、ちょっと目を引きます。
吉原駅を過ぎ、沼川にかかる河合橋下には、多くの小舟が係留されています。
その奥の工場から立ち上る煙が何とも富士市らしい・・・
この辺りは、旧東海道になるのだとか・・・


木造の駐車場 河合橋からの沼川
更に進んで・・・ 東海道を下る時、唯一左手に富士山が見える左富士へ。



河合橋の碑 左富士の石碑 アキノゲシ
歌川広重の浮世絵、東海道五十三次の左富士に立ち寄ります。
残念ながら富士山は見えずじまいです。


左 富 士
馬頭観音を越え、平家越えの石碑へ来ました。 ここは富士川の戦いの古蹟です。
夜半、水鳥の羽音に驚き、平家軍は潰走し、頼朝は起死回生の大勝を得たと
言われています。


馬頭観音 平家越え
この辺りまで、工業地帯や町並で殆ど高度は上がっていません。
岳南鉄道の本町駅を越え、吉原商店街に入ります。
ここは、かつて脇本陣や下本陣・上本陣とされた家々もあったようですが、今はそれを
想わせるものは見当たりません。 鯛屋旅館のみ、今も旅館・そば屋さんとして昔を彷彿
させてくれます。 また、山岡鉄舟さんの常宿だったとしても歴史を感じます。
多くの地方の商店街はシャッター街となっていますが、ここも例外ではありません。
色々と企画し、頑張ってくれてはいるのですが・・・


東木戸跡 吉原商店街
ご実家は少し離れた所にありますが、いかりや長助さんに因んで付けられたようです。


鯛屋旅館 長さん小路
商店街を出る手前で左折し、少し先を今度は右折すると・・・西木戸跡の標識が出ます。
139号線を横切り、富知六所浅間神社方向を目指します。
三日市場のお浅間さんと呼ぶ方が馴染みがあるのですが・・・・・


西木戸跡
お浅間さんに到着です。 手を清め、境内に入らせて戴きます。
入口には、火山弾が設置されています。 建て替えられたばかりの本殿が
目の前です。


火山弾 浅間神社
境内には、色々なものを目にして来た大きなクスノキが、どっしりと立っています。
樹高15m、目通り13mの立派な大楠です。 県指定の天然記念物だそうです。
何とも立派! 色々な植物も着生しているようです。

県指定の天然記念物 大クス
(ちょっと長くなりそうなので・・・・・お昼を済ませ、続きは3-2へ持越しです。)
村山古道を歩く その2-2
2016/10/18 16:58
ジャンル:
Category:山歩き・歩き
TB(0)
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CM(2)
[Edit]
(2-1からの続きです)
さて、このあとどうしよう? 別ルートでガラン沢から車へ戻るか、御殿場へ向かい
相方に来て貰うか?・・・・・ それとも・・・頂上まで行ける??
(この時期、六合目から上の登山は禁止です。)
時間は11時です。 足の調子はすこぶるいいようです。
八合目辺りまで行くかな~? 相方に迎えの了承を得て、出発です!

すぐ上に六合目小屋 六合目の上部
少しだけ紅葉が始まっているのかな? ナナカマドの赤だけはよく目立ちます。
ひと登りすると、六合目の小屋がだいぶ下の方に見えて来ました。 もうすぐ新七合目。

岩陰のナナカマド
鳴門金時とコーヒーで軽く昼食です。 山ではこの組み合わせが自分に合っています。
次の元祖七合目まで、同じペースで登ります。 宝永の噴火の時に出て来た?
下部の深成岩のかけらが見られます。

新七合目 深成岩
10日は休日で、天気もいいので結構多くの方が頂上へ向かっていました。
この日、60人前後の方にお会いしたと思います。

上部に八合目
見下ろすと、宝永の火口淵が、雲の間から顔を出しています。

下方に宝永火口ふち
岩場では、ツララが見られるようになって来ました。

八合目小屋前で休んでいると、チョンチョンとイワヒバリが近づいて来ます。
人慣れしているのでしょうか?40~50cmまで近づいてへっちゃらな顔をしています。
暫くその様子を観察します。 誰かが下って来ました。
その前をチョンチョンと行くので、その方もちょっとビックリ!
でもその後逃げて行ったようで、カメラは間に合わなかったようです。

いい雲海が出ています。 ゆった~りととても気持ちのいい日です。
登山道沿いには、大小の火山弾が見られます。 →の案内板になったり、
踏み石になったり・・・3m程もあるそれらしきものには落石防止どめもされていたような?


八合目を過ぎ、このままなら頂上まで行けそうなので、九合目へ向かいます。

この所、少し高度に慣れたのか以前のように頭が痛くなったり、吐き気も出て
来ません。(いつもは何故か下山後に起こっていた現象なのですが・・・)
さすがこの辺りまで来ると、かなり寒さが応えます。
薄手のダウンを着こんであとひと登り。
途中で無くした手袋が恋しい寒さです。
富士山上空は飛行機の通り道のようで、度々青空の中に浮かびます。

2時半過ぎに頂上に着きました。 建ったばかりのこの鳥居に逢いたかったのです。
今年はもう無理かな? と、半ば諦めていただけに嬉しい・・・
12年に1度、申年に富士市岩淵から奉納されるようですが、前回より立派な
鳥居が立っていました。 ピッカピカです!

頂上には先客の単独行の方が二人休憩中、その後4名ほどの熟練のメンバーが
剣が峰へ向かわれました。
時間も遅いし、風も強いので、本日はここまで・・・

ツララの張る火口の中を覗いたり・・・・・

飛ばされそうになる帽子を押さえて剣が峰を見上げたあと・・・
(実際にきつく締め直した帽子が飛ばされました。どうにか回収しました)

5時頃には下りるので・・・と迎えを頼み、4時半過ぎに五合目へ到着です。
うわ~、ビックリ! 五合目駐車場はこの時間でもまだいっぱい!

チビ達二人が相方と一緒に迎えに来てくれました。 ありがとう!
「来年の夏はあの上まで登ろうね」 と言うと、にこやかに 「うん」 と答えてくれた
Kでしたが・・・・・ ホントかな?

その4日後・・・・・Kさんと、再度今度は剣が峰まで登って来ました。
天気も更によく、風も穏やかで北・南アルプス・八ケ岳・・・見事な展望でした。
(携帯も充電が出来ていなくて、目覚ましも効かず、待ち合わせにも遅れ・・・
連絡も出来ず、おまけにカメラも忘れ・・・衰えた頭に残る記憶のみ。
後日Kさんが素晴らしい夕焼けの写真を送ってくれました
)
4日前お会いした感じのいい山男の方と、再度頂上でお会いし、これまたビックリ!!
聞いてみると・・・ 今年富士山は、100何回だとか・・・ ひえ~~~っ!!
隣に座っていた人は、「僕はすくないよ、32回目かな?」 ですって!!
さて、このあとどうしよう? 別ルートでガラン沢から車へ戻るか、御殿場へ向かい
相方に来て貰うか?・・・・・ それとも・・・頂上まで行ける??
(この時期、六合目から上の登山は禁止です。)
時間は11時です。 足の調子はすこぶるいいようです。
八合目辺りまで行くかな~? 相方に迎えの了承を得て、出発です!



すぐ上に六合目小屋 六合目の上部
少しだけ紅葉が始まっているのかな? ナナカマドの赤だけはよく目立ちます。
ひと登りすると、六合目の小屋がだいぶ下の方に見えて来ました。 もうすぐ新七合目。


岩陰のナナカマド
鳴門金時とコーヒーで軽く昼食です。 山ではこの組み合わせが自分に合っています。
次の元祖七合目まで、同じペースで登ります。 宝永の噴火の時に出て来た?
下部の深成岩のかけらが見られます。


新七合目 深成岩
10日は休日で、天気もいいので結構多くの方が頂上へ向かっていました。
この日、60人前後の方にお会いしたと思います。

上部に八合目
見下ろすと、宝永の火口淵が、雲の間から顔を出しています。

下方に宝永火口ふち
岩場では、ツララが見られるようになって来ました。

八合目小屋前で休んでいると、チョンチョンとイワヒバリが近づいて来ます。
人慣れしているのでしょうか?40~50cmまで近づいてへっちゃらな顔をしています。
暫くその様子を観察します。 誰かが下って来ました。
その前をチョンチョンと行くので、その方もちょっとビックリ!
でもその後逃げて行ったようで、カメラは間に合わなかったようです。


いい雲海が出ています。 ゆった~りととても気持ちのいい日です。
登山道沿いには、大小の火山弾が見られます。 →の案内板になったり、
踏み石になったり・・・3m程もあるそれらしきものには落石防止どめもされていたような?



八合目を過ぎ、このままなら頂上まで行けそうなので、九合目へ向かいます。


この所、少し高度に慣れたのか以前のように頭が痛くなったり、吐き気も出て
来ません。(いつもは何故か下山後に起こっていた現象なのですが・・・)
さすがこの辺りまで来ると、かなり寒さが応えます。
薄手のダウンを着こんであとひと登り。
途中で無くした手袋が恋しい寒さです。
富士山上空は飛行機の通り道のようで、度々青空の中に浮かびます。


2時半過ぎに頂上に着きました。 建ったばかりのこの鳥居に逢いたかったのです。
今年はもう無理かな? と、半ば諦めていただけに嬉しい・・・

12年に1度、申年に富士市岩淵から奉納されるようですが、前回より立派な
鳥居が立っていました。 ピッカピカです!

頂上には先客の単独行の方が二人休憩中、その後4名ほどの熟練のメンバーが
剣が峰へ向かわれました。
時間も遅いし、風も強いので、本日はここまで・・・

ツララの張る火口の中を覗いたり・・・・・

飛ばされそうになる帽子を押さえて剣が峰を見上げたあと・・・
(実際にきつく締め直した帽子が飛ばされました。どうにか回収しました)

5時頃には下りるので・・・と迎えを頼み、4時半過ぎに五合目へ到着です。
うわ~、ビックリ! 五合目駐車場はこの時間でもまだいっぱい!

チビ達二人が相方と一緒に迎えに来てくれました。 ありがとう!
「来年の夏はあの上まで登ろうね」 と言うと、にこやかに 「うん」 と答えてくれた
Kでしたが・・・・・ ホントかな?


その4日後・・・・・Kさんと、再度今度は剣が峰まで登って来ました。
天気も更によく、風も穏やかで北・南アルプス・八ケ岳・・・見事な展望でした。
(携帯も充電が出来ていなくて、目覚ましも効かず、待ち合わせにも遅れ・・・
連絡も出来ず、おまけにカメラも忘れ・・・衰えた頭に残る記憶のみ。
後日Kさんが素晴らしい夕焼けの写真を送ってくれました

4日前お会いした感じのいい山男の方と、再度頂上でお会いし、これまたビックリ!!
聞いてみると・・・ 今年富士山は、100何回だとか・・・ ひえ~~~っ!!
隣に座っていた人は、「僕はすくないよ、32回目かな?」 ですって!!
村山古道を歩く その2-1
2016/10/12 01:31
ジャンル:
Category:山歩き・歩き
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[Edit]
10日、自分の都合で仲間と行けなかった村山古道の続きを歩こうとイザ出発~ 
本日は、高鉢駐車場より少し下った標高1600m弱のスカイライン沿いから入ります。
6時40分位だったでしょうか? 早朝の一人歩きなので、熊さんには逢いたくなくて
鈴を鳴らしながら森に入ります。

晴れ渡る富士山 村山道入口
苔むした木々や森の中を静かに進みます。 これはコウヤノマンネンゴケと
フジノマンネンゴケでしょうか? 何度聞いても覚えられないシダや苔です。

暫く歩くと、高鉢駐車場からガラン沢へ続く道と交差します。 以前は村山道の
踏み跡は薄かったのですが、今回はっきりとした道になっていてちょっとビックリ。
多くの方が歩かれるようになったのですね。
キノコの仲間も色々な種類が出ていました。

ホウキタケの仲間 ? アカモミタケ?
とても静かな森の中です。 朝のピーンと張った空気がとても心地ちいい・・・

苔むした森と倒木 積雪の計測器?
なだらかな登り道を進むと、やがて岩屋不動跡との分岐です。 本日は時間もある
ので、ちょっと行ってみる事にします。 「村山古道を歩く」 と言う地図には
木馬道跡、岩屋不動まで30分との案内がありました。
苔むした森から倒木地帯に出ました。 ヒヨドリバナが続きます。そしてまた森の中へ・・・

ヒヨドリバナ 岩屋不動跡との分岐
キノコの仲間や・・・・・

地衣類も元気な森です!

サクを付けたコケも気持ち良さそうです。 でも・・・オオバコが入っていますねえ。

オオバコ
トラロープを伝って沢へ下りると、岩屋不動跡に到着です。 ヤレヤレ・・・・・
でも、時間はそれ程掛かりませんでした。

「村山の富士山興法寺大日堂に鎮座する銅像・不動明王立像はここから流出したもの
といいます。」 の説明書きと崩落危険の注意書きがありました。

岩屋不動跡
さて、村山道へ戻る事にします。
元のルートへ戻り、ホンの少し進むと、大きな倒木地帯に出ました。
20年ほど前の台風によるもののようですが、一面ヒヨドリバナのドライフラワー
でした。お花の頃には、アサギマダラが乱舞すると言う話ですが、
その様子が目に浮かぶようです。

富士山がうっすらと・・・
倒木のあとには、カラマツなど針葉樹が育っています。 何故かナナカマドだけは
倒れずにすんだのか?少し大きめの木が目立ちます。

育つ幼木 ナナカマド
廃仏毀釈で頭部をそがれた石仏が並んでいます。

笹垢離跡
倒木帯を過ぎる頃、日沢の右岸へ渡ります。 キノコに加え、地衣類も
なかなかいい感じで迎えてくれます。 ハナヒリノキの小群落が見られ、この
辺りから、シラビソ・トウヒなどの針葉樹が多くなります。 傾斜も少し急になって
来ました。

アカミゴケ? シラビソ林
シラビソやオオシラビソにはヤニ袋が目立ちます。 袋の中は香りの濃い
ヤニがたっぷり入っています。

シラビソ(だと思う・・)
この辺りまで来ると、5合目からの遊歩道も近いので、熊鈴をしまいます。
鳥たちが、木々の中を縫うように飛び交っています。 誰だろう?

イチヤクソウの仲間が次々と顔を出していました。 ベニバナイチヤクソウも
いますので、4種のイチヤクソウの揃い踏みです。

ジンヨウイチヤクソウ コイチヤクソウ コバノイチヤクソウ
白い葉っぱが目立ちます。 葉裏が白いウラジロノキのようですが・・・どこかな?
あっ、ありました。 少し紅葉し始めています。

ウラジロノキ
お花の時期ではありませんが、途中にはコウモリソウ・カニコウモリ・ツバメオモトがあり、
コケモモは、赤く色づいていました。

コケモモ ツバメオモト
五合目駐車場から、宝永火口へ続く遊歩道との交差点まで来ました。
ロープを越え、6合目を目指します。 あとひと登りで目的地に到着です。

宝永火口への遊歩道 3合目石室跡
六合目の小屋が見えて来ました。 まもなく六合目に到着です。
本日、初めての人との出会いです。

本日は、高鉢駐車場より少し下った標高1600m弱のスカイライン沿いから入ります。
6時40分位だったでしょうか? 早朝の一人歩きなので、熊さんには逢いたくなくて
鈴を鳴らしながら森に入ります。


晴れ渡る富士山 村山道入口
苔むした木々や森の中を静かに進みます。 これはコウヤノマンネンゴケと
フジノマンネンゴケでしょうか? 何度聞いても覚えられないシダや苔です。



暫く歩くと、高鉢駐車場からガラン沢へ続く道と交差します。 以前は村山道の
踏み跡は薄かったのですが、今回はっきりとした道になっていてちょっとビックリ。
多くの方が歩かれるようになったのですね。
キノコの仲間も色々な種類が出ていました。



ホウキタケの仲間 ? アカモミタケ?
とても静かな森の中です。 朝のピーンと張った空気がとても心地ちいい・・・


苔むした森と倒木 積雪の計測器?
なだらかな登り道を進むと、やがて岩屋不動跡との分岐です。 本日は時間もある
ので、ちょっと行ってみる事にします。 「村山古道を歩く」 と言う地図には
木馬道跡、岩屋不動まで30分との案内がありました。
苔むした森から倒木地帯に出ました。 ヒヨドリバナが続きます。そしてまた森の中へ・・・


ヒヨドリバナ 岩屋不動跡との分岐
キノコの仲間や・・・・・



地衣類も元気な森です!


サクを付けたコケも気持ち良さそうです。 でも・・・オオバコが入っていますねえ。



オオバコ
トラロープを伝って沢へ下りると、岩屋不動跡に到着です。 ヤレヤレ・・・・・
でも、時間はそれ程掛かりませんでした。


「村山の富士山興法寺大日堂に鎮座する銅像・不動明王立像はここから流出したもの
といいます。」 の説明書きと崩落危険の注意書きがありました。

岩屋不動跡
さて、村山道へ戻る事にします。
元のルートへ戻り、ホンの少し進むと、大きな倒木地帯に出ました。
20年ほど前の台風によるもののようですが、一面ヒヨドリバナのドライフラワー
でした。お花の頃には、アサギマダラが乱舞すると言う話ですが、
その様子が目に浮かぶようです。



富士山がうっすらと・・・
倒木のあとには、カラマツなど針葉樹が育っています。 何故かナナカマドだけは
倒れずにすんだのか?少し大きめの木が目立ちます。


育つ幼木 ナナカマド
廃仏毀釈で頭部をそがれた石仏が並んでいます。


笹垢離跡
倒木帯を過ぎる頃、日沢の右岸へ渡ります。 キノコに加え、地衣類も
なかなかいい感じで迎えてくれます。 ハナヒリノキの小群落が見られ、この
辺りから、シラビソ・トウヒなどの針葉樹が多くなります。 傾斜も少し急になって
来ました。




アカミゴケ? シラビソ林
シラビソやオオシラビソにはヤニ袋が目立ちます。 袋の中は香りの濃い
ヤニがたっぷり入っています。


シラビソ(だと思う・・)
この辺りまで来ると、5合目からの遊歩道も近いので、熊鈴をしまいます。
鳥たちが、木々の中を縫うように飛び交っています。 誰だろう?

イチヤクソウの仲間が次々と顔を出していました。 ベニバナイチヤクソウも
いますので、4種のイチヤクソウの揃い踏みです。



ジンヨウイチヤクソウ コイチヤクソウ コバノイチヤクソウ
白い葉っぱが目立ちます。 葉裏が白いウラジロノキのようですが・・・どこかな?
あっ、ありました。 少し紅葉し始めています。


ウラジロノキ
お花の時期ではありませんが、途中にはコウモリソウ・カニコウモリ・ツバメオモトがあり、
コケモモは、赤く色づいていました。


コケモモ ツバメオモト
五合目駐車場から、宝永火口へ続く遊歩道との交差点まで来ました。
ロープを越え、6合目を目指します。 あとひと登りで目的地に到着です。


宝永火口への遊歩道 3合目石室跡
六合目の小屋が見えて来ました。 まもなく六合目に到着です。
本日、初めての人との出会いです。
富士山の湧水地
2016/10/09 03:07
ジャンル:
Category:植物・風景
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富士山の麓では、たっぷりの湧水が得られ、アチラコチラに豊かな湧水地が
存在しています。
今回は、中でも一番標高のある湧水地まで相方と歩いて来ました。
道端では、ウバユリの種子が並んでいます。 そう言えば今年は群生中のお花を
たくさん見たような気がします。

ウバユリ オオカメノキ
標高1600m程の場所では、ヤマハンノキとヤハズハンノキが育っています。

ヤマハンノキ
ヤハズハンノキは葉っぱの先っちょが凹んでいるので、すぐにそれとわかります。

ヤハズハンノキ
お花は殆ど見られないのですが、トリカブトだけがポツリと野を飾っていました。
ホコリタケは殆ど成長しきって、少し触れると中央の穴から胞子を吹き出します。

ハナイカリも咲いたようですね。 この辺りはシロバナヘビイチゴも多く咲きます。

ハナイカリ
さて、車道から苔むした森に入ります。 遊歩道が続きますが、行ったり来たりで
なが~い山道です。 アチラに目をやり、コチラをキョロキョロ・・・・・
う~ん、見所は・・・少ない! でも、この森を歩くだけで気持ちいい・・・

富士山麓はこの所、ササ枯れが進んでいるのですが、アレ?この辺りは小さな
笹が一面に出始めています。 再生して来たのでしょうか?

沢沿いに、ツリバナの仲間の実が落ちていました。
開ききっていると、オオツリバナとヒロハツリバナの区別は難しいのですが、
これ程張り出した翼があるのは、ヒロハツリバナかな?

見覚えのある景色です。 そろそろ湧水地も近いようです。
道から逸れて湧水地があるので、初めてだとちょっとわかりにくいかも知れません。
湧水地一帯には、マルバダケブキが多いようです。 シカも食べないので
お花の時期は、きっと黄色一面になりそうですね。

湧水地から少し離れてお昼にしました。 足元の折れた木の枝をとると
色々な地衣類が付いています。 一体何種類位付いているのでしょうか?
ルーペでちょっと失礼・・・・・こんな風に見えました。

苔むした森や、倒木も面白く、花は無くともそれなりに楽しめる遊歩道です。


もう少し下って行くと・・・・・ 昔の案内板がありました。
以前は昔のバス停もあったのですが・・・・・

ヤマシャクヤク
もっと歩きたい気持ちがあるのですが、相方の帰りを考えるとここまで!

シーッ! ミソサザイが何やら餌をくわえています。
もう少し大きく撮りたかったのですが、逃げられてしまいました。 残念!

ササバギンラン?と思われる子や、苔むした巨木にはイワギボウシが着生していました。
お花の頃は素敵だったでしょうね?

キノコもボチボチ目に入ります。 苔と仲良しの姿はいいですねえ・・・・・

あっ、赤い実が見えます。 この辺りでポツポツ見かけるイボタヒョウタンボクです。
白からクリーム色に変わるお花もなかなか素敵なのです。

裏に毛のあるカエデの仲間は、オガラバナです。 別名はホザキカエデ。
お花は枝先に円柱形の花序を伸ばします。 まるでブラシのようです。
カエデの葉っぱの付き方は対生です。 でも・・・アレ?対生じゃない!
殆ど対生になっていますが・・・・・どの世界にも変わり者はいるものですね!

ゆったりと散策した富士の森でした。
存在しています。
今回は、中でも一番標高のある湧水地まで相方と歩いて来ました。
道端では、ウバユリの種子が並んでいます。 そう言えば今年は群生中のお花を
たくさん見たような気がします。


ウバユリ オオカメノキ
標高1600m程の場所では、ヤマハンノキとヤハズハンノキが育っています。

ヤマハンノキ
ヤハズハンノキは葉っぱの先っちょが凹んでいるので、すぐにそれとわかります。


ヤハズハンノキ
お花は殆ど見られないのですが、トリカブトだけがポツリと野を飾っていました。
ホコリタケは殆ど成長しきって、少し触れると中央の穴から胞子を吹き出します。


ハナイカリも咲いたようですね。 この辺りはシロバナヘビイチゴも多く咲きます。

ハナイカリ
さて、車道から苔むした森に入ります。 遊歩道が続きますが、行ったり来たりで
なが~い山道です。 アチラに目をやり、コチラをキョロキョロ・・・・・
う~ん、見所は・・・少ない! でも、この森を歩くだけで気持ちいい・・・

富士山麓はこの所、ササ枯れが進んでいるのですが、アレ?この辺りは小さな
笹が一面に出始めています。 再生して来たのでしょうか?

沢沿いに、ツリバナの仲間の実が落ちていました。
開ききっていると、オオツリバナとヒロハツリバナの区別は難しいのですが、
これ程張り出した翼があるのは、ヒロハツリバナかな?


見覚えのある景色です。 そろそろ湧水地も近いようです。
道から逸れて湧水地があるので、初めてだとちょっとわかりにくいかも知れません。
湧水地一帯には、マルバダケブキが多いようです。 シカも食べないので
お花の時期は、きっと黄色一面になりそうですね。


湧水地から少し離れてお昼にしました。 足元の折れた木の枝をとると
色々な地衣類が付いています。 一体何種類位付いているのでしょうか?
ルーペでちょっと失礼・・・・・こんな風に見えました。


苔むした森や、倒木も面白く、花は無くともそれなりに楽しめる遊歩道です。


もう少し下って行くと・・・・・ 昔の案内板がありました。
以前は昔のバス停もあったのですが・・・・・


ヤマシャクヤク
もっと歩きたい気持ちがあるのですが、相方の帰りを考えるとここまで!


シーッ! ミソサザイが何やら餌をくわえています。
もう少し大きく撮りたかったのですが、逃げられてしまいました。 残念!

ササバギンラン?と思われる子や、苔むした巨木にはイワギボウシが着生していました。
お花の頃は素敵だったでしょうね?


キノコもボチボチ目に入ります。 苔と仲良しの姿はいいですねえ・・・・・


あっ、赤い実が見えます。 この辺りでポツポツ見かけるイボタヒョウタンボクです。
白からクリーム色に変わるお花もなかなか素敵なのです。


裏に毛のあるカエデの仲間は、オガラバナです。 別名はホザキカエデ。
お花は枝先に円柱形の花序を伸ばします。 まるでブラシのようです。
カエデの葉っぱの付き方は対生です。 でも・・・アレ?対生じゃない!

殆ど対生になっていますが・・・・・どの世界にも変わり者はいるものですね!


ゆったりと散策した富士の森でした。
出逢いたかったお花たち
2016/10/08 19:50
ジャンル:
Category:植物
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数年前に、偶然出逢ったツルリンドウはちょっと様子の違う子でした。
調べてみると、ホソバツルリンドウだったようです。 その後、逢いたくて
出掛けたのですが・・・・・草刈りがされていて、それ以来その場から姿を
消してしまいました。
どこかにいないかなあ?・・・・・
と言う事で、久しぶりに出逢う事が出来、ばんざ~い!!

ホソバツルリンドウ
出逢いが少し遅かったのか? それとも陽の光が弱かったのか、殆どの子は
花を閉じていました。 残念! でもこれで、逢いたい時は訪ねる事ができます。
優しい、控えめな色のお花です。

ホソバツルリンドウ
そして、別な場所ではホザキイチヨウランのドライフラワーが残っていました。
こんな所にも居たんだね! 近くにもっと居そうな雰囲気です。

ホザキイチヨウラン
我家からはちょっぴり離れている場所になりますが・・・
何度か訪ねたテイショウソウですが、蕾は固いようでなかなか可愛いお花を
見せてくれません。 それでもやっと・・・・・ほころび始めましたよ!

独特の綺麗な葉っぱは見られませんが、こんな場所に出てくれたのが嬉しい。
それも、これだけの子がいてくれて!


テイショウソウ
ちょっと寂しくなり始めた野山ですが、何処かで嬉しい出逢いがあるのを楽しみに・・・
調べてみると、ホソバツルリンドウだったようです。 その後、逢いたくて
出掛けたのですが・・・・・草刈りがされていて、それ以来その場から姿を
消してしまいました。
どこかにいないかなあ?・・・・・
と言う事で、久しぶりに出逢う事が出来、ばんざ~い!!


ホソバツルリンドウ
出逢いが少し遅かったのか? それとも陽の光が弱かったのか、殆どの子は
花を閉じていました。 残念! でもこれで、逢いたい時は訪ねる事ができます。
優しい、控えめな色のお花です。


ホソバツルリンドウ
そして、別な場所ではホザキイチヨウランのドライフラワーが残っていました。
こんな所にも居たんだね! 近くにもっと居そうな雰囲気です。


ホザキイチヨウラン
我家からはちょっぴり離れている場所になりますが・・・
何度か訪ねたテイショウソウですが、蕾は固いようでなかなか可愛いお花を
見せてくれません。 それでもやっと・・・・・ほころび始めましたよ!


独特の綺麗な葉っぱは見られませんが、こんな場所に出てくれたのが嬉しい。
それも、これだけの子がいてくれて!


テイショウソウ
ちょっと寂しくなり始めた野山ですが、何処かで嬉しい出逢いがあるのを楽しみに・・・
富士山いろいろ・・・
2016/10/08 03:15
ジャンル:
Category:植物・風景
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[Edit]
富士山の中腹まで車で行けるのは、あと1ケ月程はあるでしょうか?
4日、久しぶりの青空のもと、富士宮口五合目へ出掛けました。
草紅葉が始まろうとする中、青空に映えた富士山がとても綺麗です。

駐車場からは、箱根の山に立つ白いガスや、大島までも大きく眺められます。

伊豆半島の入り江もダイナミックで、愛鷹の峰々もカッコいい・・・・・

南アルプス方面も幾重にも重なる前衛の山々もすっきりですが・・・・・
山名を同定するのは難しい・・・・・

頂上に目を移すと、建物が見えます。 あれは頂上の山小屋だとずっと思っていました。
双眼鏡で覗くと・・・・・ あっ、違う! あれは、旧測候所跡の建物です。
右手には、金属手摺も見えています。 実際より緩やかな斜面に見えますが・・・

さらに目を右に移すと、鳥居が見えるではありませんか!
これは、申の年の今年新しく奉納された鳥居のようです。
何度となく見上げる頂上なのに、いつも双眼鏡の入ったザックを背負っている筈なのに、
ちゃんと確認した事がありませんでした!
目からうろことはまさにこの事です! 今更ながらですが・・・ 嬉しくなりました!

そして、御殿場口からも・・・・・
雲が外れて・・・・・こんなにいい景色です。

宝永山 富士山頂
今年は、この第1火口上部からの落石が度々起こっているようです。
登山道までは到達しないまでも、私が訪ねた3回の内、2回はガスの中から、
また、ガスの切れ目から不気味な落石の音が聞こえて来ました。
ズームにすると、中央部に上部から崩れた白い石が見えます。
手前右下がりの斜面は、宝永山の稜線です。

宝永山第1火口の上部壁(十二薬師)
頂上・宝永山に続き、双子山の上塚・下塚もよく見えています。

双子山 宝永山 富士山頂
さらに別な場所からも・・・・ですが、残念ながらガスが出てしまい、頂上は望めません。
でも見所は・・・・・
いつもと違った迫力のある姿を見る事が出来ました。

迫力のある溶岩
コケの中に花が咲いたようで、素敵です。 フジハタザオの苗ですが、ルーペで
確認すると、葉っぱの表面には星状毛のような毛がビッシリです。
よく似たミヤマオトコヨモギには、余り毛が見られません。

コケの中のフジハタザオ
日本で一番大きなフジアザミは、殆ど咲き終わり、盛んに綿毛を飛ばしていました。
ひとつひとつの綿毛も大きく、風が横切る度に、何処へ種を下ろそうか場所を移動
しつつ、住処を探しているようでした。

フジハタザオとフジアザミの綿毛
中には、まだこんなに元気な子もいるのですが・・・・・

フジハタザオ
このムラサキモメンヅルも今年はいっぱいお花を咲かせたようですね。
こんな姿を見る機会は今までなかったのですが、ラッキーでした!
この周辺では、ムラサキモメンヅルの小さな苗がいっぱい育っていました。

ムラサキモメンヅル
本格的な紅葉はまだ始まっていませんが、ツタウルシは真っ先に色づくようで
秋を一番に感じさせてくれます。 今年はかぶれてしまいましたが・・・

ツタウルシの紅葉 フジアザミ
こんな小さなリンドウの苗も見られました。 これは・・・フデリンドウでしょうか?
富士山のヤマホタルブクロは、地面スレスレに咲いてる子が多いです。

フデリンソウ? ヤマホタルブクロ

ヤハズヒゴタイ 和製グランドキャニオン
魅力的な富士山の姿を発見し、さらに富士山好きとなりました。
4日、久しぶりの青空のもと、富士宮口五合目へ出掛けました。
草紅葉が始まろうとする中、青空に映えた富士山がとても綺麗です。

駐車場からは、箱根の山に立つ白いガスや、大島までも大きく眺められます。


伊豆半島の入り江もダイナミックで、愛鷹の峰々もカッコいい・・・・・


南アルプス方面も幾重にも重なる前衛の山々もすっきりですが・・・・・
山名を同定するのは難しい・・・・・

頂上に目を移すと、建物が見えます。 あれは頂上の山小屋だとずっと思っていました。
双眼鏡で覗くと・・・・・ あっ、違う! あれは、旧測候所跡の建物です。
右手には、金属手摺も見えています。 実際より緩やかな斜面に見えますが・・・

さらに目を右に移すと、鳥居が見えるではありませんか!
これは、申の年の今年新しく奉納された鳥居のようです。
何度となく見上げる頂上なのに、いつも双眼鏡の入ったザックを背負っている筈なのに、
ちゃんと確認した事がありませんでした!
目からうろことはまさにこの事です! 今更ながらですが・・・ 嬉しくなりました!

そして、御殿場口からも・・・・・
雲が外れて・・・・・こんなにいい景色です。

宝永山 富士山頂
今年は、この第1火口上部からの落石が度々起こっているようです。
登山道までは到達しないまでも、私が訪ねた3回の内、2回はガスの中から、
また、ガスの切れ目から不気味な落石の音が聞こえて来ました。
ズームにすると、中央部に上部から崩れた白い石が見えます。
手前右下がりの斜面は、宝永山の稜線です。

宝永山第1火口の上部壁(十二薬師)
頂上・宝永山に続き、双子山の上塚・下塚もよく見えています。

双子山 宝永山 富士山頂
さらに別な場所からも・・・・ですが、残念ながらガスが出てしまい、頂上は望めません。
でも見所は・・・・・
いつもと違った迫力のある姿を見る事が出来ました。


迫力のある溶岩
コケの中に花が咲いたようで、素敵です。 フジハタザオの苗ですが、ルーペで
確認すると、葉っぱの表面には星状毛のような毛がビッシリです。
よく似たミヤマオトコヨモギには、余り毛が見られません。

コケの中のフジハタザオ
日本で一番大きなフジアザミは、殆ど咲き終わり、盛んに綿毛を飛ばしていました。
ひとつひとつの綿毛も大きく、風が横切る度に、何処へ種を下ろそうか場所を移動
しつつ、住処を探しているようでした。

フジハタザオとフジアザミの綿毛
中には、まだこんなに元気な子もいるのですが・・・・・

フジハタザオ
このムラサキモメンヅルも今年はいっぱいお花を咲かせたようですね。
こんな姿を見る機会は今までなかったのですが、ラッキーでした!
この周辺では、ムラサキモメンヅルの小さな苗がいっぱい育っていました。

ムラサキモメンヅル
本格的な紅葉はまだ始まっていませんが、ツタウルシは真っ先に色づくようで
秋を一番に感じさせてくれます。 今年はかぶれてしまいましたが・・・


ツタウルシの紅葉 フジアザミ
こんな小さなリンドウの苗も見られました。 これは・・・フデリンドウでしょうか?
富士山のヤマホタルブクロは、地面スレスレに咲いてる子が多いです。


フデリンソウ? ヤマホタルブクロ


ヤハズヒゴタイ 和製グランドキャニオン
魅力的な富士山の姿を発見し、さらに富士山好きとなりました。
富士山麓のお花たち
2016/10/07 04:12
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Category:植物
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台風が日本列島へ次々とやって来たり、秋雨前線がずっと居座っていたり・・・・・で、
なかなかお出掛けが出来ません。
そんな中、チラホラ・・・と身近な場所でお花を見て来ました。
日にちも場所もバラバラですが、みんな富士山のふもとで出逢った子たちです。
そうそう、あのキンゴジカは、一体何者だったのか? ジャ~ン、判明しました!
(多分・・・
) 種子が10個ありましたので、キンゴジカで当たり?・・

キンゴジカ
そして、地を這うように咲いているのは、ハイキンゴジカ。 種子はどうかな?と
ネット検索すると、8~10粒となっていました。 両方とも三角で小さな角が2つ付いて
よく似た種子なのです。 アメリカキンゴジカの種子は5個だそうです。

ハイキンゴジカ
そして、最初に見た別の場所の子も・・・・・アレ?9個
。
落っことしたかな?
まあこれもキンゴジカのようです。 ここでは一部でもう草刈りがされていましたが、
まだまだ見頃は続きそうです。

キンゴジカ
調べてみると、こちらも外来種だそうです。 恐らく庭木用に植えられたものが
野生化したものでしょう。 3本ほど育っていました。 よく目立つお花です。
名前はボタンクサギだそうです。 そう言えば、クサギに似た葉っぱをしています。

ボタンクサギ
その近くでは、クサボタンも花盛りでした。 んっ? 白いクサボタンもいましたよ。

クサボタン(通常の薄紫色) 白いクサボタン
ちょっと寄り道・・・高原で出逢った子たちも秋風の中で佇んでいました。
タカトウダイは既に秋色・・・

タカトウダイ イヌゴマ
名残りのマツムシソウや、タチフウロも・・・・・

マツムシソウ タチフウロ
ささやかながら、まだ残っているクサレダマには、ビックリ!!

アキノキリンソウ クサレダマ
アザミの中で一番好きなのは、このモリアザミです。


モリアザミ
秋のお花と言えば、キクの仲間ですが・・・・・ノコンギク・ユウガギクに
加え、リュウノウギクも咲き始めました。 いよいよ秋の深まりを感じます。

ユウガギク ノコンギク サワヒヨドリ


ヤマハッカ フタバハギ

ワレモコウ リンドウ
もう終盤のシュロソウと、これから色づくヤマラッキョウ・・・・・

シュロソウ ヤマラッキョウ
ツリガネニンジンもそろそろ店じまいかな?

ツリガネニンジン
木々や草花の葉を赤く染め、やがて深い眠りにつく・・・・・
そんな季節になりましたね。
なかなかお出掛けが出来ません。
そんな中、チラホラ・・・と身近な場所でお花を見て来ました。
日にちも場所もバラバラですが、みんな富士山のふもとで出逢った子たちです。
そうそう、あのキンゴジカは、一体何者だったのか? ジャ~ン、判明しました!
(多分・・・



キンゴジカ
そして、地を這うように咲いているのは、ハイキンゴジカ。 種子はどうかな?と
ネット検索すると、8~10粒となっていました。 両方とも三角で小さな角が2つ付いて
よく似た種子なのです。 アメリカキンゴジカの種子は5個だそうです。


ハイキンゴジカ
そして、最初に見た別の場所の子も・・・・・アレ?9個

落っことしたかな?
まあこれもキンゴジカのようです。 ここでは一部でもう草刈りがされていましたが、
まだまだ見頃は続きそうです。


キンゴジカ
調べてみると、こちらも外来種だそうです。 恐らく庭木用に植えられたものが
野生化したものでしょう。 3本ほど育っていました。 よく目立つお花です。
名前はボタンクサギだそうです。 そう言えば、クサギに似た葉っぱをしています。


ボタンクサギ
その近くでは、クサボタンも花盛りでした。 んっ? 白いクサボタンもいましたよ。


クサボタン(通常の薄紫色) 白いクサボタン
ちょっと寄り道・・・高原で出逢った子たちも秋風の中で佇んでいました。
タカトウダイは既に秋色・・・


タカトウダイ イヌゴマ
名残りのマツムシソウや、タチフウロも・・・・・


マツムシソウ タチフウロ
ささやかながら、まだ残っているクサレダマには、ビックリ!!


アキノキリンソウ クサレダマ
アザミの中で一番好きなのは、このモリアザミです。


モリアザミ
秋のお花と言えば、キクの仲間ですが・・・・・ノコンギク・ユウガギクに
加え、リュウノウギクも咲き始めました。 いよいよ秋の深まりを感じます。



ユウガギク ノコンギク サワヒヨドリ


ヤマハッカ フタバハギ


ワレモコウ リンドウ
もう終盤のシュロソウと、これから色づくヤマラッキョウ・・・・・


シュロソウ ヤマラッキョウ
ツリガネニンジンもそろそろ店じまいかな?

ツリガネニンジン
木々や草花の葉を赤く染め、やがて深い眠りにつく・・・・・
そんな季節になりましたね。
浮島ケ原自然公園のいま
2016/10/03 02:11
ジャンル:
Category:植物
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[Edit]
10月2日、久し振りの浮島ケ原自然公園です。 この所天気もはっきりとせず、富士山・
愛鷹の峰は、残念ながら望めません。
園内も、大分様子が変わっていました。 とにかく元気なツル植物です。
一番大威張りで陣地を広げているのは、小豆の原種と言われているヤブツルアズキです。
あの子を押しのけ、この子の上を這いあがり・・・・・
コバノカモメヅルの葉っぱも隠してしまいました。 好きなお花ですが、大丈夫かなあ?
こんな厄介なヤブツルアズキですが、ちゃんと小豆粥やお汁粉にもできるのです。


ヤブツルアズキ
そして、紫色のお花が僅かに残っているのが、実の毛深いツルマメです。
こちらは大豆の原種と言われているようですが、まだ口にした事はありません。
食べられるのだろうか? 試してみたいものです。
とにかくこの子たちの広がり様と言ったら・・・・・

ツルマメ
そうそう、まだいましたよ! 小さな星のような花と、面白い実が大好きなのですが・・・
ゴキヅルです。 ゴキブリではありません。
園内にも園外でも元気よく伸びている子です。

ゴキヅル
多い所では、ヨシも他の植物も押さえて、太陽を一人占めしているようです。
種子は、楕円の下をつぼました感じで、横筋のある中央部からパカッと割れます。
中には2個位の種が入っています。
この割れた様子が器が合わさったようだ、と言う事で合器ヅル→ゴキヅルだそうです。

ゴキヅル
園内の湿地で元気なのは、アキノウナギツカミ・ミゾソバ・シロバナサクラタデです。
雨上がりで、植物についた雨粒がとても綺麗でした。 トゲトゲ・・・凄い!

アキノウナギツカミ
ミゾソバは、アキノウナギツカミに比べて少し華やかなお花を付けます。
別名、ウシノヒタイと言うのだそうですが、葉っぱを見ると納得いきます。


ミゾソバ
シロバナサクラタデは長い期間楽しめるお花です。 ツル植物に占領されつつも
我が陣地を守り、奮闘しているようです。
この時期、少しピンク色を帯びた可愛いお花が目立ちます。 優しい色合いで可愛いです。

シロバナサクラタデ(うっすらピンク色の花弁)
その隣では、名前の通り真っ白な、シロバナサクラタデが咲いていました。
蔓に負けない元気な子たちです。

シロバナサクラタデ(まったく白)
蔓とヨシばかり目立つ浮島公園ですが、よく観察すると小さなお花が目にとまります。
アカバナも少し葉っぱを紅葉させて、しっかりと咲いています。

アカバナ
イシミカワは、誰にも邪魔されないようにヤナギの木に登っています。
木道入口では、ヨメナが薄紫の大きい花を咲かせていました。

イシミカワ ヨメナ
楽しみにしていたタコノアシはどうなっただろう? いそいそ出掛けてみると・・・
お~、茹でダコのような足が見えました。 少し弱っているようで心配していたの
ですが、見事復活です。

タコノアシ
ツユクサも元気で、素敵な色の花を咲かせています。 ムラサキシキブにも色が
付いて来ました。

ツユクサ ムラサキシキブ

ブタナ オオバジャノヒゲ
朝から、ボーイスカウトの子供たちが、木道からはみ出した草を刈ってくれました。
毎年ボランティアをやって下さり、「今度はお花を見に来ますね」 と、綺麗になった
木道を後にしました。 お陰さまでこんなにピッカピカです!

木道の草刈りボランティアの子供たち
ホシアサガオやマメアサガオなど帰化種も多くなっていますが・・・・・

ホシアサガオ マメアサガオ
園内から少し踏みだすと、ナンバンギセルが咲いていました。
とても色の濃い綺麗なお花です。 よく見るとアチコチに出ているのですが・・・
到達するまでには、厳しい関所があります。??

ナンバンギセル
写真を撮った後は、こ~んな具合いでした。 お花は可愛いのですが、厄介な
くっつき虫なのです。 Mさんに助けて貰いました。

くっつき虫 その元凶(アレチヌスビトハギ)
他にも・・・・・


ヒメジソ アメリカセンダングサ
色々な植物が出ていますよ。

ジュズダマ アキノゲシ
決して目立ちはしませんが・・・・・

クマツヅラ アレチハナガサ
ナンキンハゼも実付きがいいようで、紅葉になった葉っぱも見応えがありますよ。

ナンキンハゼ ヒメクグ
相変わらず、ザリガニ釣りの子供たちが頑張っていますが、少し涼しくなって
ザリガニ釣りも、掛かりにくくなっているようですね。
通常の散歩コースにもなっているようですし、管理棟にある素材を使ってクラフトを楽しんで
帰られた方もいますし、色々な人・色々な楽しみ方がありますね。
愛鷹の峰は、残念ながら望めません。
園内も、大分様子が変わっていました。 とにかく元気なツル植物です。
一番大威張りで陣地を広げているのは、小豆の原種と言われているヤブツルアズキです。
あの子を押しのけ、この子の上を這いあがり・・・・・
コバノカモメヅルの葉っぱも隠してしまいました。 好きなお花ですが、大丈夫かなあ?
こんな厄介なヤブツルアズキですが、ちゃんと小豆粥やお汁粉にもできるのです。


ヤブツルアズキ
そして、紫色のお花が僅かに残っているのが、実の毛深いツルマメです。
こちらは大豆の原種と言われているようですが、まだ口にした事はありません。
食べられるのだろうか? 試してみたいものです。
とにかくこの子たちの広がり様と言ったら・・・・・


ツルマメ
そうそう、まだいましたよ! 小さな星のような花と、面白い実が大好きなのですが・・・
ゴキヅルです。 ゴキブリではありません。

園内にも園外でも元気よく伸びている子です。


ゴキヅル
多い所では、ヨシも他の植物も押さえて、太陽を一人占めしているようです。
種子は、楕円の下をつぼました感じで、横筋のある中央部からパカッと割れます。
中には2個位の種が入っています。
この割れた様子が器が合わさったようだ、と言う事で合器ヅル→ゴキヅルだそうです。


ゴキヅル
園内の湿地で元気なのは、アキノウナギツカミ・ミゾソバ・シロバナサクラタデです。
雨上がりで、植物についた雨粒がとても綺麗でした。 トゲトゲ・・・凄い!


アキノウナギツカミ
ミゾソバは、アキノウナギツカミに比べて少し華やかなお花を付けます。
別名、ウシノヒタイと言うのだそうですが、葉っぱを見ると納得いきます。


ミゾソバ
シロバナサクラタデは長い期間楽しめるお花です。 ツル植物に占領されつつも
我が陣地を守り、奮闘しているようです。
この時期、少しピンク色を帯びた可愛いお花が目立ちます。 優しい色合いで可愛いです。


シロバナサクラタデ(うっすらピンク色の花弁)
その隣では、名前の通り真っ白な、シロバナサクラタデが咲いていました。
蔓に負けない元気な子たちです。


シロバナサクラタデ(まったく白)
蔓とヨシばかり目立つ浮島公園ですが、よく観察すると小さなお花が目にとまります。
アカバナも少し葉っぱを紅葉させて、しっかりと咲いています。


アカバナ
イシミカワは、誰にも邪魔されないようにヤナギの木に登っています。
木道入口では、ヨメナが薄紫の大きい花を咲かせていました。


イシミカワ ヨメナ
楽しみにしていたタコノアシはどうなっただろう? いそいそ出掛けてみると・・・
お~、茹でダコのような足が見えました。 少し弱っているようで心配していたの
ですが、見事復活です。


タコノアシ
ツユクサも元気で、素敵な色の花を咲かせています。 ムラサキシキブにも色が
付いて来ました。


ツユクサ ムラサキシキブ


ブタナ オオバジャノヒゲ
朝から、ボーイスカウトの子供たちが、木道からはみ出した草を刈ってくれました。
毎年ボランティアをやって下さり、「今度はお花を見に来ますね」 と、綺麗になった
木道を後にしました。 お陰さまでこんなにピッカピカです!



木道の草刈りボランティアの子供たち
ホシアサガオやマメアサガオなど帰化種も多くなっていますが・・・・・


ホシアサガオ マメアサガオ
園内から少し踏みだすと、ナンバンギセルが咲いていました。
とても色の濃い綺麗なお花です。 よく見るとアチコチに出ているのですが・・・
到達するまでには、厳しい関所があります。??


ナンバンギセル
写真を撮った後は、こ~んな具合いでした。 お花は可愛いのですが、厄介な
くっつき虫なのです。 Mさんに助けて貰いました。


くっつき虫 その元凶(アレチヌスビトハギ)
他にも・・・・・


ヒメジソ アメリカセンダングサ
色々な植物が出ていますよ。


ジュズダマ アキノゲシ
決して目立ちはしませんが・・・・・


クマツヅラ アレチハナガサ
ナンキンハゼも実付きがいいようで、紅葉になった葉っぱも見応えがありますよ。


ナンキンハゼ ヒメクグ
相変わらず、ザリガニ釣りの子供たちが頑張っていますが、少し涼しくなって
ザリガニ釣りも、掛かりにくくなっているようですね。
通常の散歩コースにもなっているようですし、管理棟にある素材を使ってクラフトを楽しんで
帰られた方もいますし、色々な人・色々な楽しみ方がありますね。
富士山 「村山古道」 の一部を歩く
2016/10/01 23:22
ジャンル:
Category:富士山&周辺の山歩き
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|
CM(2)
[Edit]
村山古道を歩く計画がある・・・と言う話を聞き、急遽参戦して来ました。
さて、本日の予定は・・・・・ 無理の無い少し短めの距離を歩きます。
富士山夢ロード沿いの、天照教(てんしょうきょう)から高鉢駐車場より少し下方の
スカイラインまでの登りコースです。
1台をスカイライン沿いの駐車スペースへ置き、天照教へ向かいます。
本日はいい天気です。 西臼塚駐車場で、富士山を望みます。 ここの紅葉もあと少し・・

西臼塚駐車場からの富士山
天照教の入口には、村山口登山道の看板が建っています。
入口周辺は、ノコンギク・ツリフネソウ・キンミズヒキなど、秋のお花がたっぷり・・・

案内板 ノコンギク
暫く登って行くと、縄状溶岩が見られます。 何箇所か沢沿いに出ているようです。
日陰なので、余りお花は見られませんが、トチバニンジンの実が付いていました。
でも、この子には黒い部分が出ていますので、ソウシシヨウニンジンのようです。

縄状溶岩 ソウシシヨウニンジン
樹林の中の木漏れ日も心地よく、ゆったりと楽しみながら、かつて先人たちが辿った
道を進みます。 薄紫色をした子は、イヌヤマハッカでしょうか? 可愛いね!

イヌヤマハッカ 登山道
登山道沿いは苔むした気持ちのいい林内が広がっています。
木々の隙間から入る木漏れ日もまたいいですね。
茎に屈毛が生えるアズマレイジンソウもこの辺りではたくさん見られます。

苔むした林内 アズマレイジンソウ
県の施設、「やまの村」を縦断する形でルートが繋がっています。
施設内にある小さめの溶岩樹形も見られました。
おっ、カタツムリの花が咲いています??

溶岩樹形
橋を境に、東は富士市、西は富士宮市の市境です。
所々、フォッサマグナ要素の植物タテヤマギクが顔を出していましたが、残念ながら
花期は過ぎていました。

サラシナショウマ
イヌショウマ、ブラシのようなサラシナショウマも今が花盛りのようです。

タテヤマギク
少し陽の入る登山道脇には、アケボノソウが見られます。 来年の葉っぱをつけて
いる子も見られました。

アケボノソウ アマチャヅル
なだらかな登山道を登っていると、後ろから早歩きの青年がやって来ました。
イヤホンをしていたようで、声を掛け姿を現した私達を見るとちょっとビックリされた
ようでした。 何処から?何時頃に?と聞きますと、朝の2時頃に海岸を出発し、ここまで
やって来たそうです。 頂上まで行き、今日の内に下山されるようです。
すごいですね~・・・・・

朝2時に海岸から登って来たという青年
少し登ると、2番目の馬頭観世音の石仏がありました。因みに、1番目は、
村山浅間神社から少し登った所にあるようですが、これは次回のお楽しみです。
コケのサクも陽に照らされて、とても眩しく綺麗です。


馬頭観世音 コケのサク
それにしても気持ちのいい林内です。

コケ 心地いい木々たち
中宮八幡堂まで来ました。 中宮馬返しともいわれ、ここより馬で登る事は出来なかった
と、案内板があります。 この祠は、平成になって創建されたようです。

中宮八幡堂 ヤマトリカブト
中宮八幡堂付近に八大竜王・水神祠・井戸跡があるようなので探します。
ちょっと遠回りをしましたが確認出来、更に進みます。

八大竜王・水神祠
少し窪んだ範囲のコケは事の他美しい・・・・・ しっとりした感じです。

ヤマシャクヤク 苔むした斜面
他でも結構見られるのですが、石を組んだ炭焼き跡が目につきます。

炭焼きあと
お花は見られませんが、地面や木々を彩る実が見頃となって来ました。

マイヅルソウ
右手に広場が広がっていました。 ここが女人堂跡かな?
女性の登山はここまで、女人堂にこもって頂上を望み下山したのだそうです。

女人堂跡
六観音跡を過ぎると、車道を横切ります。 スカイライン沿いの最終地までは
あと1時間弱でしょうか?

六観音跡 彩りゴケ、お見事!
色々なキノコが目を楽しませてくれます。 クチベニタケ?もしかすると
ホオベニタケかも解りませんが、ユーモラスで可愛いキノコです。

キノコたち
ミヤマガマズミのまっ赤な実も目を引きます。 林のアチコチで見られました。

ミヤマガマズミ
木々に着生したダイモンジソウも大盤振る舞いです。 お見事!

ダイモンジソウ
果実に翼?がある角ばった子は、ヒロハツリバナのようです。
なかなかいい姿をしています。

ヒロハツリバナ
苔むした巨木は、人を引き付ける魅力がありますね。

コケ・ダイモンジソウ着生木
さて、本日の予定は・・・・・ 無理の無い少し短めの距離を歩きます。
富士山夢ロード沿いの、天照教(てんしょうきょう)から高鉢駐車場より少し下方の
スカイラインまでの登りコースです。
1台をスカイライン沿いの駐車スペースへ置き、天照教へ向かいます。
本日はいい天気です。 西臼塚駐車場で、富士山を望みます。 ここの紅葉もあと少し・・


西臼塚駐車場からの富士山
天照教の入口には、村山口登山道の看板が建っています。
入口周辺は、ノコンギク・ツリフネソウ・キンミズヒキなど、秋のお花がたっぷり・・・


案内板 ノコンギク
暫く登って行くと、縄状溶岩が見られます。 何箇所か沢沿いに出ているようです。
日陰なので、余りお花は見られませんが、トチバニンジンの実が付いていました。
でも、この子には黒い部分が出ていますので、ソウシシヨウニンジンのようです。


縄状溶岩 ソウシシヨウニンジン
樹林の中の木漏れ日も心地よく、ゆったりと楽しみながら、かつて先人たちが辿った
道を進みます。 薄紫色をした子は、イヌヤマハッカでしょうか? 可愛いね!


イヌヤマハッカ 登山道
登山道沿いは苔むした気持ちのいい林内が広がっています。
木々の隙間から入る木漏れ日もまたいいですね。
茎に屈毛が生えるアズマレイジンソウもこの辺りではたくさん見られます。


苔むした林内 アズマレイジンソウ
県の施設、「やまの村」を縦断する形でルートが繋がっています。
施設内にある小さめの溶岩樹形も見られました。
おっ、カタツムリの花が咲いています??


溶岩樹形
橋を境に、東は富士市、西は富士宮市の市境です。
所々、フォッサマグナ要素の植物タテヤマギクが顔を出していましたが、残念ながら
花期は過ぎていました。


サラシナショウマ
イヌショウマ、ブラシのようなサラシナショウマも今が花盛りのようです。


タテヤマギク
少し陽の入る登山道脇には、アケボノソウが見られます。 来年の葉っぱをつけて
いる子も見られました。


アケボノソウ アマチャヅル
なだらかな登山道を登っていると、後ろから早歩きの青年がやって来ました。
イヤホンをしていたようで、声を掛け姿を現した私達を見るとちょっとビックリされた
ようでした。 何処から?何時頃に?と聞きますと、朝の2時頃に海岸を出発し、ここまで
やって来たそうです。 頂上まで行き、今日の内に下山されるようです。
すごいですね~・・・・・

朝2時に海岸から登って来たという青年
少し登ると、2番目の馬頭観世音の石仏がありました。因みに、1番目は、
村山浅間神社から少し登った所にあるようですが、これは次回のお楽しみです。
コケのサクも陽に照らされて、とても眩しく綺麗です。


馬頭観世音 コケのサク
それにしても気持ちのいい林内です。


コケ 心地いい木々たち
中宮八幡堂まで来ました。 中宮馬返しともいわれ、ここより馬で登る事は出来なかった
と、案内板があります。 この祠は、平成になって創建されたようです。


中宮八幡堂 ヤマトリカブト
中宮八幡堂付近に八大竜王・水神祠・井戸跡があるようなので探します。
ちょっと遠回りをしましたが確認出来、更に進みます。


八大竜王・水神祠
少し窪んだ範囲のコケは事の他美しい・・・・・ しっとりした感じです。


ヤマシャクヤク 苔むした斜面
他でも結構見られるのですが、石を組んだ炭焼き跡が目につきます。


炭焼きあと
お花は見られませんが、地面や木々を彩る実が見頃となって来ました。


マイヅルソウ
右手に広場が広がっていました。 ここが女人堂跡かな?
女性の登山はここまで、女人堂にこもって頂上を望み下山したのだそうです。


女人堂跡
六観音跡を過ぎると、車道を横切ります。 スカイライン沿いの最終地までは
あと1時間弱でしょうか?


六観音跡 彩りゴケ、お見事!
色々なキノコが目を楽しませてくれます。 クチベニタケ?もしかすると
ホオベニタケかも解りませんが、ユーモラスで可愛いキノコです。



キノコたち
ミヤマガマズミのまっ赤な実も目を引きます。 林のアチコチで見られました。


ミヤマガマズミ
木々に着生したダイモンジソウも大盤振る舞いです。 お見事!


ダイモンジソウ
果実に翼?がある角ばった子は、ヒロハツリバナのようです。
なかなかいい姿をしています。

ヒロハツリバナ
苔むした巨木は、人を引き付ける魅力がありますね。


コケ・ダイモンジソウ着生木
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Author:キレンゲショウマ
お花を見ながらノンビリ山歩きが好き!鉱物・砂金が好き!ボンヤリ寝っ転がって空を見上げるのが好き!ワクワクするのがだ~い好き!
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