「シャクジョウソウ」 と 「ギンリョウソウ」

 シャクジョウソウ! 何とも奇妙なお花です。 山伏の持つ錫杖にその姿が
 似ている所からこの名前を頂いたようですが、初めて個性的な姿の子に
            出逢うと誰でもビックリします。 

  今年は3ヶ所で見られましたので、ちょっと比べてみることにします。
今まで、この子たちは少し標高の高い所に住んでいると思っていました。
    一昨年、もっと低い所でもあるよ~・・・との事に驚きました。

   今年出逢ったのは、それよりも低い、標高280mの地でした。
     良い環境さえあれば、ちゃんと育つ子なのですね。
 春には、キンラン・ギンランが元気に育っていた森の中でのことです。

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                  シャクジョウソウ

  2~3mの範囲に、今年出た子、昨年のドライが揃って広がっていました。
       お花の時期まで、ちゃんとドライフラワーが残るようです。

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  そして、こちらは標高550m位でしょうか? 今年も何カ所かで出ていましたが、
           昨年に比べると、少し減っているようです。

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 他でも見ているので、この森には生きていける場所が何カ所かあるようです。

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       昨年のドライフラワーがこんなにあるのに、ここでは僅か1~2本。

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    そして・・・とても錫杖! とは思えないような姿をした子もいました。
この場所は、1100m程の森の中です。 別物のようにさえ思えるのですが、
          他の場所でもこういう子が存在するようです。

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       下向きの子ではなくて・・・・・上向きの子なのですね。

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         自然の中は、不思議で・・・ビックリがいっぱいです!!

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 そして、この子たちは標高1000m付近で顔を出したばかりの子たち・・・・・
               それぞれに個性がありますね。

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で、ちょっと目を移すと、こんな子もいます。ちょっと似てて、従兄弟くらい??

             その名は、「ギンリョウソウ」です。

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           コケと仲良しです。 居心地良さそうですね!
この子達、みんな光合成が出来ません。菌従属栄養植物と呼ばれているようです。

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      中には、こんなお洒落な子たちもいて、思わずこの違いは何?
                  と言ってしまいそうな・・・

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              こんなにスラリとしたギンリョウソウもいて・・・

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               出たばかりのこんな子が・・・ 
   やがて、「こんな目玉おやじ風」になって一生を終えていきます。

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    出たばかり・・・                実?になっています。
         



富士山登山ルート3776のこと

富士市では、「富士山登山ルート3776」 を設定し、海抜0mから富士山頂を
         目指す約42㎞の登山ルートを推進しています。

  昨年は、繋ぎ繋ぎでしたが歴史の残る 「村山古道」 で山頂に至りました。
出来れば、今年は富士山登山ルート3776が歩けたらいいなあ・・・と思っています。

 海抜0mから1460mまでは、市街地や舗装道ですので、ちょっと大変ですが、
途中に休憩用のベンチを設けてくれたり、1000m付近の富士山夢ロード沿いには
   今年、東屋・ベンチ・トイレが整備され、登山者を応援してくれます。

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    そんな山麓を相方とブラブラし、お花を見ながら散策をしました。

わ~、今年はサルナシの実付きがいいようです。 動物もそうでしょうが、私も
     熟れるのを心待ちにしているのです。 美味しいですから・・・

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      サルナシ                  フジイバラ?

  里では終ってしまったオカトラノオですが、この辺りでは今がお花時です。
          こんなにまとまった場所が点々とみられます。

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                  オカトラノオ

       林内では、シロバナイナモリソウが団体で住んでいました。 

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                シロバナイナモリソウ

ハコネクサアジサイも、もう少しで開花しそうです。 ちょっと気をつけていると、
  ピンク色のお花で、その疲れを癒やしてくれるのではないでしょうか?

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                 ハコネクサアジサイ

    ミツバウツギは、独特の実をつけ、色づいているものもあります。
  アケボノソウの苗も出ていますので、9月頃には、凜とした花を咲かせ
               歓迎してくれるはずです。

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    ミツバウツギ                アケボノソウ

富士山夢ロードから、天照教を抜けスカイラインに出るまでの道は、高低差も無く
 延々と続く道にウンザリさせられそうです。 でも、道端には色々な木々が育ち
              目を楽しませてくれそうです。

運がよければ、テンやヤマドリ・シカ・ウサギの姿を目にすることが出来るかも
       知れません。 私も何度か出逢っています。

     秋、ノブドウの何色にも色づいた実には目を奪われます。

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     ミヤマハハソ?                ノブドウ

   サンカクヅルも何カ所かで見られ、秋にはその酸っぱくホンノリ甘い味を
                  楽しめそうです。

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                サンカクヅル 

     ツノハシバミ、この辺りのは実が付くのかなあ~  ナッツです!

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                ツノハシバミ

   もう少しすると、誰よりも早く紅葉し、秋の訪れを導いてくれます。

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                 ナナカマド

     ヤマアジサイも咲き始めて、3776ルートを案内してくれます。

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                 ヤマアジサイ

    こんな事を想いながら書いてる内に・・・ 少し静かになったら歩きたい!

                という気持ちが強くなってきました。




ラン、その後・・・ 3

そろそろキバナノショウキランは出ていないかなあ~・・・と気になっていました。
      大分前に、いつもとは違う場所で出逢っていましたが・・・・・

そして、今年2度目に出逢ったのがこの立派で新鮮なキバナノショウキランでした。
    凄いですねえ~、コレが開花すればまさに押し合いへし合いで
       ちゃんとした花を自由に伸ばすには難しそうなくらい・・・ 

キバナノショウキラン1  キバナノショウキラン2
                  キバナノショウキラン

こちらは開花したばかりで、とても新鮮な子です。 こんないい状態で見られるのは
 少しの間だけです。 動物や虫たちに傷められ、すぐに駄目になってしまいます。

キバナノショウキラン3  キバナノショウキラン4
                  キバナノショウキラン

 そして、昨年・一昨年と沢山見られ楽しませてくれた場所へ行くと・・・え~っ?
       あれだけあったものが、全くいなくなってしまいました。

「もういないのかあ・・・」 と独り言を言いながら歩いていると、申し訳ないように
    小さな蕾が3株目の前に現れました。 頑張って開いてね。 

        キバナノショウキラン
                  キバナノショウキラン

  そして・・・ 今年はもう出逢えないと思っていた子に逢うことが出来ました。
それも結構な数、新鮮な子も多いです!  何年ぶりのことでしょう?
 
セイタカスズムシソウ2  セイタカスズムシソウ3
               セイタカスズムシソウ

   じっくり観察します。 う~ん、やっぱりスズムシソウとは違うねえ・・・
前回は、図鑑を片手にサイズを測りつつ、1ヶ月遅れだし、セイタカだよねえ?
           と今ひとつ確信を得ずにいました。
 
 地元のスズムシソウは、5月初めに咲きました。 これは例年通りです。
     別の場所では、6月前半にスズムシソウに出逢いました。

そして・・・7月中旬、思いがけずセイタカスズムシソウに出逢えニッコリです。

セイタカスズムシソウ1  セイタカスズムシソウ4
               セイタカスズムシソウ

数年前に夢のような出会いをしてから、まだ良い状態の花が見られていません。
   今年も・・・ちょっと難しいかも知れませんが、どうにか逢いたい!

   上向きに蕾を持っていないので、まだまだ咲くのは先になりそうです。
  数えてみると、上の方でも見られますので、10数本花が咲きそうです。
         以前より葉っぱが少ないのが気になります・・・

ツリシュスラン1  ツリシュスラン2
                ツリシュスラン

  そして、今年新たに見られたツリシュスランです。 残念ながらズッと上。 

       遠いなあ・・・ ここでもお花が見られるでしょうか?

ツリシュスラン1  ツリシュスラン2
                ツリシュスラン

           こちらのツチアケビは、良い状態で綺麗です。

ツチアケビ1  ツチアケビ2
                 ツチアケビ

   そして、初めて出逢ったフジチドリ、こんな小さな子だったのですね!

フジチドリ2  フジチドリ1
                     フジチドリ

  こちらはヒナチドリです。 目一杯ズームして、私の腕ではコレが限度。
 昨年、教えて頂き、満を持しての出会いです。 まだ蕾も持っています。

ヒナチドリ3  ヒナチドリ2
                  ヒナチドリ
 
      森に住む姫君は、高い所に住んでいて人を寄せ付けません。

        ヒナチドリ1
                  ヒナチドリ

ツリシュスランも住んでいるようですが、他に何かいないかなあ? 木をぐるっと
    回って双眼鏡を覗くと・・・いましたいました! フガクスズムシです。
      苗もいました。 黄色い花の咲くマツノハマンネングサも・・・

                 まさに、お宝の木ですね!

        フガクスズムシソウ
                   フガクスズムシソウ

   今年はたくさんのハコネランとの出逢いがありました。 よく似ている
 コイチヨウランは今年初の出逢いです。 まだやっと咲き始めたところです。
           もう少しすると、見頃になるようです。

コイチヨウラン1  コイチヨウラン2
                   コイチヨウラン

     唇弁の模様も、ハコネランと共に、個性があって面白いです。
ハコネランは唇弁の脇にギザギザが見えますが、コイチヨウランにはそれが無く、
     まっすぐです。 違いを確認するのも楽しいですね。

        コイチヨウラン3
                   コイチヨウラン

  キソチドリも丁度良い子や、蕾の子、そして終ってしまった子など色々です。
          富士山にはキソチドリがホントに多いと感じます。

         イチヨウランは、今年最後に出逢う子でしょうか?

イチヨウラン1  キソチドリ1
       イチヨウラン             キソチドリ

      ヒメムヨウラン・コフタバランも沢山顔を出してくれました。
            また来年も出逢いたい子たちです。
  
   ヒメムヨウラン    コフタバラン1
    ヒメムヨウラン             コフタバラン

 例年よりやはり遅れていると言うことで、ミヤマフタバランはやっと咲き始めた子
      
がポツポツ・・・ 蕾の茎を伸ばしている子が多くいました。

ミヤマフタバラン2  ミヤマフアバラン1

        森の中で、ず~っと良い状態で住んでいられると良いですね。

                     ありがとう! 


        

草原のお花がもう咲き始めています。

    朝から何だかウダウダ・・・ 山行きも、天候の悪化でちょっと延期。
    こうもしておられない・・・と相方と二人、少し歩こうと出掛けました。

      少し高度の上がった草原は、風も通り、とても気持ちいい・・・

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       アリノトウグサ             ネジバナ

  何か咲いてないかな~? と、草地に目をやるも・・・・・ヤッパリまだ早いネ!
       でも、草原を彩る子たちがポツポツと顔を出しています。

キバナノマツバニンジンは、帰化種ながら花火を思い出させてくれ、何だか嬉しい。

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   ウツボグサ        カワラマツバ      キバナノマツバニンジン

   小さなセンブリも沢山顔を出しています。 ヒメハギもいっぱいいるね!

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   センブリ           ヒメハギの実          ヤマホタルブクロ

ノギランが優しい色合いの花を咲かせていました。 結構可愛いお花です。

          でもこの子が咲いていると言うことは・・・・・

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                    ノギラン・・

 ヤッパリね! 今年は逢いたいと思っていたヤマトキソウですが、咲き終えて
          もう、実になっていました。 残念・・・

 崩れそうな斜面の端っこが好きなこの子は、土がえぐられとうとう他の草と
共に落下していました。この状態でちゃんと残ってくれるかな~・・心配です。

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                  ヤマトキソウの実

     マツムシソウの苗も彼方此方で葉っぱを広げていました。
           出番は・・・・・ もう少し待っててね。

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     ヤマオダマキ            マツムシソウの苗

 何もないと思っていたススキの中にオレンジ色を見つけました。 まさかね?

     でも間違いない! コウリンカがもう咲き始めていました。 

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             もう咲き始めた?コウリンカ

  一番豪華な咲きっぷりを見せてくれる場所は、少し遅めの草刈りで・・・・・
今年は全く期待できません。 その後に育った小さなコウリンカが僅かに・・・

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                    コウリンカ

   コウリンカは咲き始めたけれど、まさかオオナンバンギセルは?・・・
えっ、もう蕾が付いてるよ。 手前まで戻ってみると・・・・・ わ~、咲いてる!!

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               これまた早いオオナンバンギセル

  ススキの中を覗き込むと・・・ 少しススキを掻き分けると、あっちにも
こっちにも・・・ 流石に蕾が多いけれど、これじゃあと少しで咲き揃いそう。

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                 オオナンバンギセル

          タカトウダイやオオバギボウシに目をやり・・・・・

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      タカトウダイ              オオバギボウシ

車がビュンビュン走る隣りでは、溝の中で心地よさそうにキリンソウがそろそろ終盤。
       オオダイコンソウも負けじとグングン背を伸ばしていました。

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     オオダイコンソウ             キリンソウ

      ヒカゲノカズラも斜面でのびのびと育っています。
 柄が無いように見えるので、エゾヒカゲノカズラかも知れません。
            今度、確認してこよう・・・

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                    エゾヒカゲノカズラ?

  午後からの短い時間ですが、相方のウォーキングを兼ねて・・の花散策でした。

        梅雨が明けたというのに、落ち着かない空模様です。



富士山麓の森

  10日ほど前になりますが、かつての遊歩道を歩く機会がありました。

色々な方面に精通されている方の参加が多く、歩きながら・・或いはその現場で
興味深い話を伺いながらの散策となり、何倍もの楽しみを一度に味わいました。

車道沿いにも、色々な木々が花を咲かせていました。 ニシキウツギ・マユミ・
    ノリウツギも咲き始めました。 中でもバイカウツギは真っ盛り!

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     ニシキウツギ                 ナガエノコナスビ

            植物の先生もいらして、説明をしてくれます。

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  ウマノアシガタ                 バイカウツギ

 この周辺の富士山側火山には、浅黄塚・黒塚・赤塚など色に因む名前が多く
あります。 これは源頼朝の武士の訓練の為、その色の旗を立てて行進した
  名残・・という伝説もあるとのこと。 へ~、そうだったんだ~・・・ 

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   本日の行程と森の案内           タンナサワフタギ

遊歩道脇に残る炭焼き小屋跡では、また別の方からかなり詳しく炭作りの
話を伺いました。 どれも新鮮なお話しで、思わず身を乗り出してしまいます。

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                  炭焼き小屋の跡

 また、天然ヒノキの森が伐採されずに残されているようですが、地元のW氏に
よる、大きな働きかけがあり、伐採目前のヒノキが守られ、今に残っているとか・・
              先人のご苦労に大きな拍手です。

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              ヒノキの原生林が残る森

可愛いキノコも顔を出しています。 花見付け名人のSさんがたった1本咲いて
いたハコネランを見つけてくれました。 暫く歩かれてはいないようですが、
         あの眼力は未だ衰えず・・・と言う所でしょう。

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    イグチの仲間            ハコネラン

    針葉樹に混じって、カエデの仲間など広葉樹も葉を伸ばしています。
           きっと秋になると、紅葉が綺麗でしょうね?

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                  古い溶岩と新しい溶岩の境

  サンショウバラがまだ良い感じで咲いていました。 中国の十六夜バラの
仲間で、バラの中では一番大きくなるようです。 我家の庭でも友人から貰った
         サンショウバラが毎年たくさんの花をつけてくれます。

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                  サンショウバラ

    前から伝令で、エゾゼミ?が羽化しているとのこと。 ホントだ!
まだ殻から出てきたばかりです。 里の蝉は夕方から羽化するのですが・・・
ハルゼミやエゾゼミはこんな時間に羽化するのかなあ~、何故でしょうね?

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                 エゾゼミ?の羽化

     帰りに覗いてみると・・・・・ 40~50㎝ほど登っていました。

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                 帰りの様子・・・

かつてこの辺りは、色々なお花に彩られていたそうです。 多くはシカの食害
        により、とても貧弱な広場になっていました。

許可と協力を得て、シカ柵を設置すると、消えかかっていたイワシモツケも復活
  してきました。 このあと、どんな風に変化していくのかとても楽しみです。

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   オニユリ            タンザワイケマ&イワシモツケ

     柵の中では、色々な花が咲き、蕾を付け、苗が育っていました。
  スゲの仲間も何種類か出ていて教えて頂いたのですが、なかなか頭に
    留まってくれません。 まったく教え甲斐の無い私です。 

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    ウマノアシガタ                ヤマオダマキ

ここでも白や濃いピンク・薄いピンクのサンショウバラが今を盛りと咲いていました。
         今年はこれでサンショウバラは見納めです。

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      ニガナ                サンショウバラ&シカ柵

  その周辺で羽状複葉の葉っぱに実が付いている木がありました。
シオジかなあ・・・と思っていたのですが、目の前に出ていた葉っぱの先を
頂いて来ました。 図鑑と照らし合わせた所、ヤチダモに近い感じがします。
   ヤチダモは日本海側に多いとなっていますが、次回確認です。

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                    ヤチダモ?

  見上げると、オオイタヤメイゲツでしょうか? カエデの仲間が空を
 覆うように広がっています。  楽しい時間は過ぎるのが早いですねエ!

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                  カエデの育つ森の中




ラン、その後・・・ 2

        今年も何度か場所を変えてイチヨウランに出会えました。
          こんな優しい感じのイチヨウランが住んでいました。

        イチヨウラン2
                  イチヨウラン

        葉っぱも筋入りやら、点々入りやら・・・ 面白い。

イチヨウラン4  イチヨウラン3
                イチヨウラン

今年はたくさんのハコネランに出会いました。コイチヨウラントと似ていますが・・
    唇弁のギザギザが決め手です。 中の模様も違っていますね。

ハコネラン1  ハコネラン2
                 ハコネラン

   日陰でひっそりと花開く子なのです。 彼方此方で見かけられますので
               結構個体数は多いようです。

ハコネラン3  ハコネラン4
                 ハコネラン
 
      小さな花に、こ~んな大きなアブの仲間?が訪ねていました。

       ハコネラン5

          ちょっと違う場所でも出会えたので、追加のお花です。

ハコネラン1  ハコネラン3
                     ハコネラン。

    コフタバランにも、少し時期が変わってまた出会うことが出来ました。
                   緑っぽい子や・・・

コフタバラン1  コフタバラン2
                   コフタバラン

                茶系の色をした子も・・・・・

コフタバラン4  コフタバラン3
                      コフタバラン

   森の中では、まだ蕾が多いものの、キソチドリが咲き始めていました。

キソチドリ1  キソチドリ2
                      キソチドリ

            結構出会う機会の多い子たちです。

キソチドリ3  キソチドリ4

これらの子たちは、まだ蕾。 お花が咲いたらまた逢いに出掛けることにしましょう。

   ホソバノキソチドリ   ホザキイチヨウラン   DSC00194_20170714135259b04.jpg
   ホソバノキソチドリ   ホザキイチヨウラン   アオスズラン

 オオバノトンボソウも咲いてきました。 葉っぱは多く見るのですが、
 途中で痛んでしまい、余り良い状態で出会うことは少ない子です。

          ちょっと良い子を選んで・・・・・
 
 オオバノトンボソウ2  オオバノトンボソウ1
                    オオバノトンボソウ

    昨年、初めて小さな小さなクモランの花を見ることが出来ました。
    8月初めだったなあ・・・とノンビリしておりましたら、別の場所で、

            「えっ、もう咲き始めてる!」

         クモラン1
                      クモラン

    先っちょに花の咲いたギザギザが見えて初めて開花がわかります。

     ちょっと見・・ だけでは、開花に気づきそうにありません。

         クモラン2
                      クモラン

この季節になると、クリーム色の優しいシナノショウキランに逢いたくなります。
    一昨年初めて出会い、その美しさにうっとりしたものです。

   一年置いて今年訪ねてみると・・・・・  うわ~、少ない。 

シナノショウキラン1  シナノショウキラン2
                     シナノショウキラン

 コレもまた出会いです。 特にこの仲間は、あっちへ出たり出なかったり・・・
            気分屋?(菌分野?)ですから・・・

シナノショウキラン4  シナノショウキラン3
                     シナノショウキラン

   そして、全く偶然に、きっと逢うことは絶対に無いだろうと思われていた子に
               出逢ってしまいました。

          これは現実かな? ヤッパリ夢では無かった・・・
         
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                    タンザワサカネラン

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                    タンザワサカネラン                     



ラン、その後・・・

        まだ暫くは、ランラン・・・蘭が賑やかな季節が続きます。

そんな中、出会ったリパリスの仲間です。 場所はまったく・・・バラバラですが。
 一番よく目にするクモキリソウです。 この仲間は皆面白い形をしています。

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                クモキリソウ

     そして、比較的新しく名付けられたシテンクモキリです。 
写真では少し見にくいですが、唇弁の奥中央に紫黒っぽい色が付いています。 
     それにより、紫点(シテン)クモキリとのこと。

シテンクモキリ1  シテンクモキリ2
                シテンクモキリ

    クモキリソウと似ているようでも、やっぱり顔つきが全然違いますね。

シテンクモキリ4  シテンクモキリ3
                シテンクモキリ

  今年は新しい場所での嬉しい出会いがありました。 大好きなジガバチソウ。
 どうすればこんな複雑な花が出来るのでしょう? それにしても面白い・・・

ジガハチソウ1  ジガバチソウ2
                   ジガバチソウ

ジガバチソウ5  ジガバチソウ4
                   ジガバチソウ

ふと目線を上げると・・・うわっ、クモイジガバチ?  興奮マックスです!

逢いたい逢いたい・・・と思っていたクモイジガバチ! 大喜びしましたが・・・

残念~! 単に木に着生していただけのジガバチソウのようです。 ・・・ハ~ッ。

      またその内逢えるよ・・・と自分に言い聞かせます。 

         ジガバチソウ3
                 木に着生したジガバチソウ

  昨年まで見ていたジガバチソウが、すっかり見当たらなくなって・・・・・

   場所を間違えたのかなあ~・・・とウロウロするも見つからず。 

     やっと探し出した2~3株。 誰かに連れて行かれたのかな~?

         ジガバチソウに

   冬に見つけたドライフラワーとバルブ。 花が咲いてるかな? 

 行ってみると、予想以上に素敵な子が輝くように花を咲かせていました。

             よく頑張ってくれました。

フガクスズムシ1  フガクスズムシ3
                  フガクスズムシ

         見上げると・・・あそこにもいる。 ここにも・・・

 たくさんのフガクさんが住んでいました。 双眼鏡を覗くとずっと上にも・・
  
フガクスズムシ5  フガクスズムシ4
                  フガクスズムシ

  足元には、落下したと思われるフガクさんが、居心地が良いとでもいう風に
           しっかりと4兄姉で住んでいました。

     変な人に見つからないように、ず~~~っと花を咲かせ続けてね。

       フガクスズムシ2
                地面から出ていたフガクスズムシ


        今年もセイタカスズムシソウに逢いに行けませんでした。
               来シーズンこそは・・・・・です。

   あと一種のリパリスの仲間・・・・・ 久しぶりに逢いに行きたいです。

       見られたら、この続きにアップすることにします。 

        ********** 追記 **********

1週間程前に、「ず~っと花を咲かせてね」 と応援していた、地上で頑張っている
   フガクスズムシですが・・・ 行ってみると、跡形も無く消えていました。

              と思っていたら・・・・・
      
どうも、別の場所に移植されたようです。 周辺を歩いていると、こんな所に?
   と少し違和感を感じました。 ここも探した筈。 でも無かったよな~?

     上の写真と比べてみると・・・・・どうやら同じもののようです。

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 だらっと広がり左右が逆ですが・・・ でも、その後の様子が見たかったなあ~。

       フガクスズムシソウは、地上では育たないのだろうか?

        

富士山麓の森をノンビリと・・・

  少し前のお花になりますが・・・ 富士山麓の森を歩いていると色々なお花に
出会います。この時は、ミツバウツギが咲いていました。 今は実になっています。

   梅雨のシーズンは、一重でひっそりと咲くサンショウバラが綺麗です。
白から薄いピンク・濃いピンク色まで様々です。 フォッサマグナ要素の植物です。

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       ミツバウツギ                  サンショウバラ

  私のお気に入りの一つ、バイカウツギです。 富士山麓では、道沿いでも時々
                 見かけ、嬉しくなるお花です。

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                  バイカウツギ

 今年もサワルリソウに出会いました。 白いお花・薄いピンク色に色づいた花・・
     それぞれに可愛いお花です。 この仲間はどれも可憐な姿です。

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                サワルリソウ

嬉しい事に年々増えているようです。 少し離れた場所でも咲き始めていました。

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                サワルリソウ

 バイケイソウですが、私には不思議でならないのです。 春にはたくさん芽を出し、
一面バイケイソウ畑になります。 しかし、6月末から7月初めにかけて殆どの
     子が、葉っぱ茎とも倒れて溶けるように消えてしまうのです。
       スックと立っているものは、蕾を持ち花が付きます。

その数、大ざっぱに確認してみると、99パーセント・・・つまり殆どが消えています。
  いったい何のためにこれだけ育ち、消えてしまうのか? とても不思議です。

この辺りで見られる子は、花が白っぽいです。 ミヤマバイケイソウはこの高山型と
 され、花は緑色をしています。 そう言えば、毛無山で沢山見られたのですが、
   今年、余り見られなかったような?? 確認して来たいと思います。

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                バイケイソウ

 薄暗い森の中で、黄色いお花は目立ちます。 サワギクが所々で目に付きます。
     クワガタソウも残り花、そして兜のような実が見られる季節です。

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   サワギク                  クワガタソウ

コゴメウツギも道沿いで、たくさん咲いていました。 小さな白い花が可愛い。

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     コゴメウツギ              タツナミソウ

               ツクバネウツギも・・・

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     ツクバネウツギ

         ニシキウツギも、白やピンクのお花がいいですね!
 足元ではナガエノコナスビが綺麗に咲いていました。 里にあるコナスビより
            花柄が長いのでそれとわかります。

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   ナガエノコナスビ              ニシキウツギ

サラサドウダン・シロバナフウリンツツジも、今では花期を過ぎてしまいました。
ミヤママタタビの葉はピンク色を帯びています。実がサルナシのようで美味です!

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     サラサドウダン                ミヤママタタビ

       ハンショウヅルもアチコチの木に絡まって咲いていました。
 フジザクラの実は、少し苦みがありますが、これもなかなかのお味です。  

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    ハンショウヅル              フジザクラ

     ヤマトウバナは咲き始めです。 ちょくちょく出会います。

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      フデリンソウ               ヤマトウバナ

              ウグイスカグラも赤い実をつけていました。

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              ウグイスカグラ

 オシャグジデンダは冬緑性で、今はこんなに枯れ葉色になっているものも・・・
           ヤシャビシャクは、実になっていました。

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     オシャグジデンダ               ヤシャビシャク  

ヤマボウシも山の中では今が花盛りです。 ピンク色をしたお花もよく目立ちます。

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              ヤマボウシ(ピンク色)

何より、巨木に出会いながら歩く森の中はとても気持ちが良いものです。 

       

富士山麓で出会うキノコなど

  この季節になると、森の中では色々なキノコや変形菌に逢うことが多くなり、
        思わずホッとします。 それぞれに・・・頑張っているね!
オレンジ色でよく目立つのは、マスタケです。 これは一度見たら、忘れられません。

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         マスタケ

  色々なキノコに出会うことがあっても、なかなか名前がわからずにいます。
 でも中にはわかりやすい子も・・・この時期、よく出会うのはフジウスタケです。 

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   フジウスタケ

         キノコらしいキノコですが・・・ う~ん、わかりません。
             こちらはアミガサタケの仲間でしょうか?

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                           アミガサタケの仲間

   あっ、スッポンタケです。 でも臭いを嗅ぐことはありません。 

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    スッポンタケ

 倒木の上には、こんな子が出ていました。 元々は黒っぽい子のようです。
胞子を纏い?グレー色になっていました。 ちょっと触れると・・・胞子が飛びます。

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     右側は、チシオタケかな?と思ったのですが??・・・・・
 帰って調べようとしても駄目ですね! 図鑑を持参しなければ・・・

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       わっ! キノコに菌糸が付いています。 W菌類です。

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                 イグチの仲間も色々で・・・・・

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    コケの上で気持ちよさそうなのは・・・ニカワホウキタケでしょうか?

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        ニカワホウキタケ

               この子もよく見かける子なのです。

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                ハナビラダクリオキン?

      このびっしりと付いた子は、ウスヒラタケでいいでしょうか?

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                  ウスヒラタケ?

  凄い! ホオノキの実からこんなキノコが顔を出しました。 面白いね!

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                       ホソツクシタケ

そしてこんな子も・・・ 恐らくウラジロモミの細い葉っぱから出ているのでは? 

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                     わ~、大きなキノコです。

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  世の中には変わった生き物がいるものですね。 ある時は植物のように、
そしてまたある時は動物のように・・・ 変形菌とはよく名付けられたものです。
             同じ白い子でも、針状だったり・・・

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     こちらはルーペで見ると、中央に穴が空いてパイプ状です。

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   こんなに鮮やかな変形菌も・・・ よく目立ちますので、時々出逢います。

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                  クダホコリ(未熟子実体)

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              そして、この下2枚も子実体のようです。

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   名前はわからないけれど、出会うとドキドキする変形菌たちです。

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富士山5合目を歩く

  富士山の山開きは、山梨側は7月1日、静岡側では少し遅れて7月10日と
なります。 富士宮口車両規制は7月10日AM9:00~9月10日 18:00 まで。

  5合目が遠くなってしまいますが、富士山のためには仕方の無いことです。
     今のうちに、少し歩こう・・・と気の良い仲間と楽しんできました。
  富士山の5合目までの道沿いは、もう少しすると色々な花が楽しめます。
         バスの中からでもその様子はわかります。 

車から降りると、眼下には雲に浮かぶ愛鷹の峰々や、静岡~遠く南アルプス方面
        が、まるで墨絵のような風景で、うっとりします。

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       愛鷹の峰              タカネグンナインフウロ

   5合目周辺では、クルマユリやタカネグンナイフウロもたくさん咲きます。 
    今年は、まだタカネグンナイフウロがやっと咲き始めたばかりです。

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     クルマユリ               静岡~南アルプス方面

 今回の一番の見頃はフジハタザオです。 登山シーズンには、咲き残りしか
見られませんが、今が最盛期! ハタザオの中では一番だと思うのですが・・
 まあ好きずきですけどね   少し葉っぱの緑白っぽい、ミヤマハタザオも
               咲いていました。

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      フジハタザオ               メイゲツソウ

 ミヤマヤナギは綿毛を飛ばした後のようです。 オンタデはしゃっきりとしています。
     富士山の荒れ地に最初に根づいてくれるパイオニア植物なのです。

  ガサガサの溶岩、栄養も水分も少なく、風雨と豪雪の荒々しい環境の中で、
 耐え、短い期間に子孫を残そうとする営み・・・ホントに凄いものだと思います。


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    ミヤマヤナギ                 オンタデ

 見上げると、頂上に掛かる雲の流れがとても速いです。 台風の影響の
          ようです。 時折強い風も吹いてきます。

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                    頂上方面

  六合目の小屋で、左手に登山道を分け、本日は宝永火口に向かいます。

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    左は登山道、本日は宝永山方面へ           チズゴケ

     コケモモも白い花をいっぱい持っていますが、まだ蕾が殆どです。

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    コケの朔                      コケモモ

  ベニバナイチヤクソウも、蕾が多いですねえ~。 所々で花を咲かせています。

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                 ベニバナイチヤクソウ

 宝永の火口縁へ出ました。 この緩やかな曲線、十二薬師の存在感のある
 岩脈群、獅子の顔のような宝永山の頂上・・・何度見ても感動を覚えます。

    強風に気をつけながら急斜面を下り、樹林帯に入ります。

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                    宝永山

     樹林帯に入りと、先程の風は嘘のように静かな森です。
 曲がりくねったダケカンバも見応えがあります。 幼木の頃、雪に耐えた姿が
 見て取れます。 そんな中を小鳥たちが心地よさそうに飛び交っています。
        足元には、小さな子が細やかに花をつけています。

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     ダケカンバの林                 マイヅルソウ

 「あっ、あった!」 の声に目をやると、小さなヒメムヨウランがいました。
     目をそのモードにすると・・・ ほら、そこにも見えてきた。 

以前のようなお花畑は消えてしまったけれど、それでも小さな花がポツリポツリ・・

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      ヒメムヨウラン            モリイチゴ&ツルキンバイ?

        小さなミヤマフタバランも見つけてくれました。
 ただ・・・開花にはもう少し時間が掛かりそう。 お花を見に来られるかな?

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           ミヤマフタバラン              イトイ

 蕾やその蔓だけを目にし、残念・・・と思っていたら、咲き始めのとびっきり
新鮮な子に出会えました。 よかった~・・・ その名は「ミヤマハンショウヅル」

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                    ミヤマハンショウヅル

    車のビュンビュン走る道脇では、ヤマオダマキが咲いていました。
  でも、こんな子に気づくのはホンの一握りのお花好きの人たちだけです。

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                     ヤマオダマキ

            楽しいお花散策を終え、我が家へ向かいます。
 何かが前を横切りました。 えっ、何?誰? 声を掛けると、少し姿を見せてくれ、
      そのまま、また草むらへ消えてしまいました。 誰だろう??

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                      誰でしょう??

       

7月初めの浮島ケ原自然公園

 7月始め、浮島で1日過ごしました。 ヨシは大きく伸び、行く度にビックリです!
  草に埋もれた中には、フジバカマやカワラナデシコが顔を出していました。
      埋もれていたのを上手に、顔出しして下さったようです。

          オカトラノオも残り花になってきました。

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   フジバカマ&カワラナデシコ           オカトラノオ

   ナンキンハゼも蕾かな? 大きくなってきました。 紅葉がとても綺麗です!
今はヌマトラノオが良く咲いています。 気になっている所のヌマトラノオにも逢いに
                   行かなくては・・・ 

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   ナンキンハゼ                   ヌマトラノオ
  
  チゴザサ・・・よく見るとなかなか良い色の可愛いお花が付いています。
ルーペがお似合いの子です。 大好きなゴキヅルもヨシに絡まってグングン・・・
      もう少しでお星様のような花をつけ・・実はさらに面白い!

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           チゴザサ                ゴキヅル

  ミズオトギリが花を咲かすのももうすぐです! 午後3時頃になると咲きます。
     面白いねえ~・・・ コバノカモメヅルも2ヶ所で咲き始めています。
奥の方はまだ咲きそうにありません。 そうそう、消えていた場所のコバノカモメヅル
が復活しました。 ここでは以前、白花のアズマカモメヅルが出ていた場所ですので
       もしかすると・・・? 期待大! なのです!

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    コバノカモメヅル               ミズオトギリ

           その中間型?と思われる子も咲いてきました。

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               アズマカモメヅルとの中間型

 大きくなったヨシが、雨や風で木道まで倒れ掛かり、うっそうとします。
先日、木道脇のヨシを良い高さで刈ってくれました。 これだと良い感じ・・
    もう 「怖いなあ・・・」 と、思うことはなさそうです。 
   あっ、コバノカモメヅルも切られてしまった。  でも大丈夫・・・
       脇からちゃんと伸びています。 良かった・・・ 

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     コバノカモメヅル              ハンゲショウ  

  ハンゲショウも葉っぱが白くなっています。 裏を見ると・・・緑なのです。
 山では、マタタビやミヤママタタビが、同じように葉っぱを白く染めています。 

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                    ハンゲショウ

              ほら! 良い感じの木道でしょ?

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                      木道 

  クサレダマ(草れだま)も木道脇やヨシの陰でいっぱい花を咲かせています。
    元気いっぱいのお花ですので、どんどん陣地を広げているようです。

所々で、ミゾソバが花をつけてきました。 綺麗なピンク色、本番はもう少し先です。

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   クサレダマ                       ミゾソバ

ほっぺたがくすぐったい・・・と思って触ると、小さなカタツムリの赤ちゃんでした。
           あ~、つぶさなくて良かった・・・ 

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                   カタツムリ赤ちゃん

 ヒメハッカもミズオトギリやヌマトラノオに囲まれて、競うように伸びてきました。
 以前の場所では、負けてしまったのか出てきていません。 大丈夫かな?
         優しい藤色のお花が待たれます。 

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       クサレダマ           ヒメハッカ&ミズオトギリ

   タコノアシは葦に隠れて見えにくいです。でもちゃんとそこに居ます。
白いお花も良いけど、なんてったって秋に赤く色づいた様子はまさにタコノアシ!

ノブドウやエビヅルも伸びてきました。 ノブドウはなかなか素敵な実をつけます。

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   タコノアシ                   ノブドウ

  確かこの辺に・・・葦をかき分けると、サワトラノオに実が付いていました。

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       ウキヤガラ                 サワトラノオの実

  車の音が聞こえなければ、風の吹き抜ける山の湿原にいるようです。
       野の花も咲き、さえずる鳥の声も、心地よく感じます。      

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   アレチハナガサ        ベニシジミ        ユウゲショウ

   富士山や愛鷹の峰に目を細めます。 今日も良い一日です。

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                   浮島より富士山

  休日はいつもながらザリガニ釣りの親子で賑わう浮島公園です。

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                 ザリガニ釣り

  1号線バイパスを通られるついでに、ちょっと寄ってみて下さい。  


気になる尾根から毛無山へ・・・

  昨年、毛無山へと続く長い立派な尾根の姿に心が揺すぶられました。

  「あの尾根を歩きたい!」 そんな思いになったK&I コンビでした。 
   でも、余りに長い尾根を日帰り登山はちょっと無理です。  
それならば・・途中からこの尾根に合流し歩こう、と丁度1年前、出発しました。

ところが、落石の多い猪の頭湯之奥林道で愛車がパンクして、あえなく撤退!

  今回はそのリベンジです。 一番昼の長い時期、ノンビリ隊でも大丈夫?

  本日は、下山口の毛無山下部登山口に1台車をデポし、もう1台で
       甲斐常葉から栃代(としろ)へと向かいます。

標高680m辺りから登り始め、尾根に入ります。登り初めは・・かなりな急登です。

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                 ホソバノキリンソウ?

 ちょっと気を引き締め、急斜面を登ります。 あとひと登りで一息つけそう・・・
と思ったら、上から声がしました。 ちょっとした踏み跡と合流したようです。

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     地衣類とコケ               急斜面の尾根

 相変わらずの急登は続きますが、苔むした岩場を通ったり、マムシに遭遇したり、
尾根の左半分はヒノキの植林ですが、右側は、ヤマボウシ・イヌブナ・ブナ・リョウブ
 シデやカエデの仲間の広葉樹です。それらを見上げながらゆっくりと登ります。

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     ちょっとした岩群              ウリハダカエデ

本日は純粋な山歩きです! でも目は何かないかな~・・と物欲しそうな二人組。
足元には葉の裏が濃い紫色のシソバタツナミソウの仲間が蕾を持っていました。

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   シソバタツナミソウ?              1469mピーク付近

    まずは1469mのピークを目指します。 相変わらずの登り続きです。
もう少しで到着かな? この辺りでは、ツルアジサイがもう花を咲かせていました。
どうやらピークに到着したようです。 小さな三角点らしきものがありましたが、
 字は読めません。 地図で確認し、本来歩きたかった尾根へ向かいます。

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    ツルアジサイ            ザックも地図も休憩です。

7~8m程下ると少し明るくなり、ヤマシャクヤクやバイケイソウ・マルバダケブキが
   迎えてくれます。 尾根はすぐそこですので、そのまま登っていきました。

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    ヤマシャクヤク                一旦下って・・・

すぐに尾根に立ちました。「 うわ~・・」目の前には、立派なアカマツ林が広がって
   いて、思わず声を出してしまいました。 気持ちの良い風が頬をなでます。

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              明るいアカマツ林

さて、これから本格的に毛無山へと向かいます。 少しお花が出てきました。
ポツポツとヒメムヨウランが出てきたり、ギンリョウソウがやっと頭を出し
  始めていたり・・・・・ 斜面も一時緩やかになり、心地よく進みます。

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        ヒメムヨウラン              ギンリョウソウ

       シカの食害や、熊の爪痕らしきものも確認されました。
   あっ、綺麗なギンランです。 里で見るものより、開き気味です。
葉っぱが小さめの子もいますので、ユウシュンランかな?と思いましたが、
じっくり見ると、やはりギンランのようです。 それにしても綺麗な子たち・・・

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   ギンラン                  熊の爪痕?

  ヒメコマツの松ぼっくりや、リスさん?に食べられた後のヤマノエビフライも
         見られます。 どこだろう? あ~、その木か・・・・・

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    ウスバサイシン            ヒメコマツのエビフライ

 色々なカエデの仲間がいる中で、高度をあげて多く見られたのはテツカエデです。
一面テツカエデの高さ1m程の群生にビックリ! 思わず写真を撮って貰いました。
    それにしても多いなあ・・・ 富士山麓では少ないテツカエデです。

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               テツカエデの中で記念に・・・

 先程のような急斜面からは解放され、ゆったりとした尾根歩きが続きます。
  一面のテンニンソウや、トリカブト仲間が清々と陣地を広げています。
 オガラバナが花をつけ、コミネカエデは葉の先を存分に伸ばしています。

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 トリカブト畑とアセビ林             毛無山方面  

ジンヨウイチヤクソウやバイカオウレンも咲くようです。 次に目指すは1904mです。       

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                 一面のテンニンソウ

  心地よい疲れを覚えた頃、到着です。 赤いテープに、古い案内板、
そして、今年の5月に設置して下さった 「大ガレの頭」 の表示がありました。
     しずおかやぶこぎ山岳会の表示があり、ホッとします。

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              5月に設置してくれたばかりの道標

さて、あとは標高差80mの下り、そして120mの登りで、毛無山の頂上に立てる筈!
       下って・・・登って・・・ さて、どの辺りに出るんだろう?

ゆったりと広い尾根を進むと・・・・・ いきなり見慣れた景色が広がっていました。

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もう山では遅い時間です。 まだ先は長い・・・ と言いつつも、2月以来の毛無山を
  堪能します。 少しガスが掛かり、富士山や愛鷹の峰々も霞んでいます。
              新しい案内板も設置されていました。

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           毛無山ピーク            エゾノコリンゴ?

   サラサドウダン・エゾノコリンゴ?と思われる花が咲き、マルバダケブキの葉が
       茂っていました。 この頂きを蝶が乱舞するのももうすぐです。

DSC00902.jpg  DSC00894_201707012120550c2.jpg
    サラサドウダン             頂上からの富士山 

        先を急ぐと言いながらも、展望台を外すことは出来ません。 
 余り期待しませんでしたが、うっすらと南アルプスの山並みを確認することが
出来ました。 また、シロバナフウリンツツジ・スノキ・コウラジロヨウラクなどが
                 目の前で見られました。               

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  展望台から南アルプス              富士山とヤマツツジ             

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  シロバナフウリンツツジ       スノキ      コヨウラクツツジ

 ミネカエデのお花も可愛く・・・ 緑の葉っぱの額縁から見る富士の姿も素敵です。

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     ミネカエデ

   旧地蔵峠より少し上部にある新地蔵峠、本日はここから下部側へ下ります。
       何度も毛無山に登りながら、このコースは初めてなのです。

      DSC00951.jpg
    新地蔵峠から下部方面へ

 毛無山は金の鉱脈が貫いているようで?富士宮側、そして山梨側の両方で
            かつて金山採掘が行われていました。 

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              途中には金山関連の跡が色々あります。

  施設跡と言われる場所は、毛無山には珍しく、傾斜が緩やかになっていました。

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                 こちらも金山跡の名残

 とても歩きやすい道です。 草本は余り見られませんが、ヤマツツジ始め
木の花がいいようです。 「あっ、綺麗なツツジ!」 とても良い色のツツジです。
  花軸を触ってみると、ベタベタしています。 どうやらこれもモチツツジ?
               でもこんな花色は初めてです。

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                        モチツツジ

 そうこうしている内に、下方が少し明るくなってきました。 林道に出たようです。
さて、今から栃代へ車の回収に向かいます。 この時期だからこそ、明るい内に下山
  出来ました。 たっぷりと山歩きを楽しんだ充実感に満ち溢れていました。

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                    下部からの登下山口


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お花を見ながらノンビリ山歩きが好き!鉱物・砂金が好き!ボンヤリ寝っ転がって空を見上げるのが好き!ワクワクするのがだ~い好き!

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