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お気楽主婦のひとり言&自然の中へ飛び出そう!

野山を歩き、川の中をジャブジャブ、そんな中から何かを見つけられると楽しいな・・・

富士山麓の道端観察

2020/09/25 20:22 ジャンル: Category:植物
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 調査目的地へ着くまでの間、色々な子たちが、目の端々に入り、真っ直ぐ
              には向かえそうにありません。

 ちょっと車を止めて、カメラ片手に急ぎます。 そんな事を繰り返す内に、いつの間にか
時間は経ってしまいます。 そして、気がつけば集合時間に余裕は無くなっている。

    まず目に入ったのは、林内を賑わしているイヌショウマでした。

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             イヌショウマ

  いい季節になったねえ~・・・と車に戻ろうとしたら、反対側の草むらの蔭に赤い
  ものが見えました。 ツチアケビです! お花の頃には気が付かなかった・・・

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                ツチアケビ

   トリカブトの濃い紫色は潔い。 道端で伸び伸びと陽を浴びています。

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               ヤマトリカブト

      笹や低木に絡んで花を付けているのは、ツルニンジンです。
   ジイソブとも呼ばれます。 バアソブに比べて花期はこんなに遅かった?

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               ツルニンジン

  秋はツル植物が元気なようです。 林縁部でも、また林内の日当たりのいい
場所でも、ツルをいっぱいに伸ばし、この時期独特の細長い実を付けているのは
     イケマです。 テンニンソウの葉裏中肋には毛がありません。
       毛が多いのは、フジテンニンソウと呼ばれています。

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        イケマ           テンニンソウ

           秋のお花たちが揃いつつあります。

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       アキノウナギツカミ         ユウガギク

       アズマヤマアザミは何となくわかるような気がします。
      総苞にはクモ毛があり、触るとペタペタした感じがします。

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                アズマヤマアザミ

   これがホソエノアザミだと思うのですが、イマイチ断言できないのが残念!
    どちらとも言い難い子が出て来たりすると・・・もう頭はパニックです。

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                 ホソエノアザミ

            ガマズミの赤い実が色づいて来ました。 

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                 ガマズミ

               ナナカマドも秋仕度中です。

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                    ナナカマド

   途中の道端いっぱいに広がっていたのは、ヤマハギでしょうか?

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                  ヤマハギ?

   ヤマホトトギスに引き続いて開花し始めたのは、ホトトギスです。

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                  ホトトギス

   まだまだですが・・・ セキヤノアキチョウジも咲き始めて来ました。

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                セキヤノアキチョウジ

        秋一番のお楽しみの子は、アケボノソウです。
 富士山麓ではたくさんの子に出会えます。 花の造りが可愛いです!

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                アケボノソウ

           蜜腺もとめてアリたちが訪問しています。

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                アケボノソウ

                 ヤマハッカも・・・

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                 ヤマハッカ

 ヤマホタルブクロ?それともホタルブクロ?と思って、萼片部分を確認すると・・・
ヤマホタルブクロのように湾入部は膨らんでいないし、ホタルブクロのように反り返って
  もいない。 アレ? どっち?  このタイプの子に出会うのは今年2回目です。

 どっちになろうか悩んでいる内に、開花してしまった? そんなばかな・・・

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                ヤマホタルブクロ?

シシウド、今年もいっぱい花を咲かせてくれました。 今はほぼ咲き残りの子だけ。
 左側下の蕾はもう少しで開きそうです。 白い花部分が見えていますよね?

 包まれている部分が開いて花火のような花が咲く・・・と思っていたのですが、
  ちょっと変! 何だかエゴノキの虫こぶ「エゴノネコアシ」に似ています。
         でも、虫こぶではありません。 花です!

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                  シシウド

 咲く前ってどうだったのだろう? 開ききって虫たちのレストランになって以降
   からしか記憶にありません。 どんな状態で咲くのか見たいものです。

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                  シシウド

 寄り道観察は行き帰り合わせてです。 行きにこれだけ途中下車してしまうと、

         辿り着く前に作業が終わってしまいます・・・・・




富士山麓では・・・

2020/09/22 22:11 ジャンル: Category:植物
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         21日は富士山麓での植生調査がありました。
 ここでは、まだネット設置からそれ程時も過ぎていないので、内と外の大きな
 変化はありません。 ネットの内と外に2m四方の枠を数カ所設置し、見られる
植物の種類と被度を調査します。継続して調べていくので、これからが楽しみです。

         調査地の写真は・・・撮っていませんでした。
     途中では、ノコンギク・シロヨメナなどが咲いていました。 

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                シロヨメナ

       山間部のノコンギクは、より綺麗な花が咲くようです。

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                ノコンギク

  アキノキリンソウも成長がいいですね。 キッコウハグマを、花見つけ上手の
   S子さんが 「キッコウハグマが咲いてるよ~」 と教えてくれました。
この 「クルリン!」が可愛いですね。今年も沢山のキッコウハグマに出会いましたが
             花を見たのは今年お初でした!

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      アキノキリンソウ          キッコウハグマ

     こどもの国で見たのは、ニガクサでした。 ここのはどうかな?・・・

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                ツルニガクサ

ルーペで確認すると、顎には沢山の腺毛が見えます。ツルニガクサのようですね。
    ニガクサには 「まばらに短毛があり・・」 と記載されています。

山溪の「山に咲く花」には両者の記載があり、「野に咲く花」には、ニガクサだけが
  取り上げられています。 多少、生育場所に高度の違いもあるのでしょうか?

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                ツルニガクサ

森の中はしっとりと苔も多く見られます。ちょっと「しっとり感」に欠ける写真ですが・・

小さな種は、オオバコのものだったと思います。 いつもと違うオオバコに感じたの
ですが、オオバコの種子は長楕円形で4~6個、セイヨウオオバコは種子が楕円形~
  3角形で、7~25個、なので、4個入りはオオバコで間違いなさそうです。
          トウオウバコは何個位入っているのだろうか?

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     スギゴケの仲間?           オオバコの種子

モジャモジャのケチョウチンゴケや、小さなムラサキホコリの仲間も森の住人です。

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    ケチョウチンゴケ         ムラサキホコリの仲間?(変形菌)

 今年はブナも実付きがいいのでしょうか? 落ちているブナの枝には沢山の
実が付いていました。別の場所ですがそんな枝がアチコチの場所で見られました。

 キノコもそう多くはありませんが、ポツポツ出ていて目を楽しませてくれます。
   1㎝余りのブナの実に小さなキノコが出ていました。 何だろうね?

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      チャワンタケの仲間       ズキンタケ?

    変わったキノコのサンコタケ、これは私でも名前がわかります。
結構匂うよ・・・と言うと、参加していた大学生の一人が 「クンクン・・・」
      「ぐえっ」 とのけぞっていました。 そうなんですよね!

   富士山でよくみかける黄色地に黒っぽい点々があるキノコです。
特徴的なのですが、一体誰でしょう? キサマツモドキ?見た目綺麗な子です。

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    サンコタケ             ?

 葉先がスラッと伸びたのは、ミヤマガマズミです。 実も真ん丸で、ガマズミとの
       違いがわかります。 森の中で出会うと何だかうれしい・・・

      ヤマブドウ・ツノハシバミなど美味しそうな山の恵みも・・・
         熟して来るにはあと暫くの時間が必要です。

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    ミヤマガマズミ           ?

   調査地の近くでは、結構大きな穴が斜め下に向かって続いています。
どなたの住まいでしょうね? 入り口には掘られた土が低めにこんもりと・・・

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 本日の作業を終えて、まとめと反省会? 若い力も発揮して頂き充実した
一日でした。 講師のSさんは流石・・です。 イネ科・カヤツリグサ科も教えて
下さるのですが、脳の中身は小さく、更には衰えが進んだようで、受け付けて
                くれません。 さて・・・
         
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富士山麓歩いてみれば・・・道端に咲く花

2020/09/20 16:05 ジャンル: Category:植物
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   この時期、草刈りがされていないと、道端では色々な花が見られます。
 オトギリソウも多く咲いていました。 葉っぱには黒点が全体に広がっています。

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              オトギリソウ

 キク科植物も秋はグンと多くなります。 アキノノゲシは、優しい色合いが好きです。
   名前はちょっと可哀想なベニバナボロギクですが、結構可愛いですよね?

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      アキノノゲシ            ベニバナボロギク  

 フジカンゾウもある所にはイッパイ咲いているのですが、お久しぶり・・でした。
           でも、ちょっと訪問が遅すぎました。

          クロモジも、いつの間にやら黒い実に!

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       フジカンゾウ               クロモジ

    ワルナスビはよくぞこの名前! トゲトゲがいっぱいの植物です。
       放置された畑で群生に出会うことも多いです。

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      ワルナスビ               ヒヨドリバナ

 薄紫色をしたノコンギクや結構お気に入りのユウガギクも草むらで存在感
があります。 ユウガギクは漢字で柚香菊、柚子の香りがするの意ですが、
香りは殆ど感じられません。 個人的には、優雅菊が似合う感じがします。

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      ノコンギク                 ユウガギク

          秋のお花が次々と・・・顔を見せてくれます。

上唇に濃い紫色の点々が見えるので、こちらはヤマハッカのようです。
 少し山間部に入ると国産のヌスビトハギが目立つように感じます。
段々、外来種のアレチヌスビトハギが勢力を増しそうで、ちょっと・・・

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      ヤマハッカ                 ヌスビトハギ

  ヒヨドリバナだと思うのですが、場所によってはこんな葉っぱを付けた子が
        多いこともあります。 どうしてなんでしょうね?

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              斑入り?ヒヨドリバナ

        紫系のお花は優しくて、いい感じです。

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      ツリガネニンジン          コバギボウシ

   シュロソウはなかなか渋い色合いです。 お花の開き方はちょっと
                   似ているかも??

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      ヒメキンミズヒキ               シュロソウ

   ナンバンギセルは咲き残り、ネコハギは今が見頃のようです。

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     センニンソウやコボタンヅルが他の植物の上を覆う姿は圧巻です。

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                 センニンソウ

 こちらはツルフジバカマかな? この子たちもいつも誰だか迷ってしまう・・・

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                ツルフジバカマ?

  市内で見られるのは白花が圧倒的に多いのですが、我家近くの草むらでは、
  ピンク色をしたゲンノショウコが、グンと立ち上がり沢山の花を付けていました。

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                ゲンノショウコ

      身近な小さなお花たちも、なかなか可愛いものですね!




待ちわびて・・・やっと出会えた!!

2020/09/17 23:15 ジャンル: Category:植物
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        今年、こんな葉っぱを付けた子に出会いました。

何だろうね? 図鑑を捲ると、ミヤマコウモリソウかも知れない・・花期が楽しみです。
ミヤマコウモリソウはウスゲタマブキの変種とされ、どちらも葉腋にムカゴをつけます。
              別名、モミジタマブキだそうです。 

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     8月13日、蕾みが確認できました。 いつ咲くのだろう?

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     何度か通い、1ケ月後やっと花の先に黄色が確認されました。
  どの位開くのかな? それとも、この仲間と同様、殆ど開かないのかな?
大きなものでは、高さが1mほど。膝の半分ほどの小さな苗も広がっていました。

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 お花自体は地味です。 静岡県2020年版レッドデータでは、N-Ⅲ部会注目種
                   となっています。

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 チョッピリ「お花」・・を期待したのですが、この黄色でイッパイイッパイなのですね。
       先に咲いた子は、そのまま茶色に変身していました。

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             蛾のような子も訪問していました。

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                ミヤマコウモリソウ

 そして、こちらがウスゲタマブキだと思います。 春に葉っぱを見つけ、心待ちに
していた子です。 こちらもなかなか開花が進みません。 葉っぱの切れ込みが
          浅いようですね。 ムカゴも確認できました。

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                ウスゲタマブキ

  ちょっとカニコウモリにも似ていますが、カニコウモリはもう少し標高が高い所に
住んでいます。 初めて出会ったのはお隣の県ですが、今はそこでは見られません。

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                ウスゲタマブキ

 ミヤマコウモリソウと同じように、先っちょが黄色い! ほぼ葉っぱだけの違い??
     あと1週間程で見頃でしょうか? (見頃と言っても・・・ねえ)

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                ウスゲタマブキ

       そして、昨年から待ちわびていたのが、シュスランです!

  こちらでは見られない子だと思っていたので、葉っぱに出会った時の喜びは
 格別でした。 (花は咲きそうもないなあ・・・)と思っていたのですが、次に訪問
     した時はドライになっていました、見逃してしまった、残念!

                   そして今年・・・・・
   蕾みが3茎上がっていました。 もうそろそろかな?とドキドキしながら何度か
 通いましたが、なかなか開花してくれません。 そして遂に! 「咲いた!」

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 可愛いお花を付けていました。 葉っぱだけでも素敵だな・・・と思っていたの
            ですが、やっぱりお花があればこそ!

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       中はほんのりとピンク色を帯び、優しい色合いです。

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    2番手・3番手の子たちも、下の方から咲き始めていました。

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   シュスランも、ミヤマコウモリソウと同じく、N-Ⅲ部会注目種だそうです。

 近くにもいるだろう・・・と、周辺を探すものの、他には見つかりませんでした。

     少しずつ増えてくれるといいなあ・・・ ではまた来年!




富士山麓歩いてみれば・・・ お花の他には?

2020/09/12 15:04 ジャンル: Category:植物・風景
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      秋と言えば・・・実りの秋。 お米の刈り取りもはじまりました。
      野山では、花を終えた子たちが、色々な実を下げています。

 大きな実は、輪切りにすると星のような形をしているオオバウマノスズクサです。
      ちょっと長めの実を付けているのは、オニドコロでしょうか?
 
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      オオバウマノスズクサ          オニドコロ

 黒い目玉を持つのはソウシシヨウニンジン。 目玉が無い子はトチバニンジン
           同じ場所で咲いていることも多いです。 
          ガマズミもホンノリ色づき始めて来ました。

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    ソウシシヨウニンジン          ガマズミ

 虫の名前は全くわかりませんが、よ~く観察すると、見事な模様! 綺麗だね。
           この森にはお洒落グモも住んでいました。

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     池ではミシシッピーアカミミガメがゆったりと泳いでいました。
 その傍らには小亀が2匹、私の足音に気づくと水中へ潜ってしまいました。

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   ミシシッピーアカミミガメ

   富士山麓では、今年は更に増えたナラ枯れです。 コナラの足下には、
        複数ヶ所で猛毒のカエンタケが発生していました。

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     カエンタケ              カイガラタケ

   植物も虫も鳥もキノコも元気な森では、変形菌もひっそりと生きています。
     子実体がちょっと古くなって、胞子が飛び始めるのでしょうか?

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               ?

               こちらは、まだ若い元気な子。

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            シロウツボホコリ?

        同じ木に、オレンジ色の残る若いマメホコリと・・・

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              マメホコリ

          大人になった?マメホコリがポツポツと・・・

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              マメホコリ

           変形菌に出会う機会が多い季節となりました。




富士山麓歩いてみれば・・・お花

2020/09/11 01:15 ジャンル: Category:植物
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    下見を兼ねて、緑多い自然の中をゆっくりと歩いてきました。
        足下の草花も夏から秋へと移行中のようです

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       ハシカグサ               ミズタマソウ

  広場では、国産のヌスビトハギと外来のアレチヌスビトハギが隣り合わせで
花盛りです。 わっ、美しさではちょっと負けてしまった。 でも、国産は控えめ! 

 花の他に葉や種子の違いもあります。 ヌスビトハギは節果のクビレが深く殆どが
2つに分かれています。片やアレチヌスビトハギは、クビレが浅く、殆ど4つ以上に
 わかれています。 種の数も倍以上ってことは・・・繁殖力が凄いわけですね!
        この節果部分、盗っ人の足跡に見えますか?

私などは何処へでもガサガサ分け入るものだから、藪からでると、くっつき虫
      だらけ・・・ブツブツ言いながら取り除き作業開始です。

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      アレチヌスビトハギ          ヌスビトハギ(節果はほぼ2つに)

 ノブキもくっつき虫力は抜群です。 おまけにバラバラになってくっつくものだから、
  取り除きも厄介です。 でも、「何とか、何処かで、増えてやるぞ!」という
              意気込みだけは、真似したいものです。

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      ノブキ                 ガンクビソウ

  ふと見上げると、蔓性のサネカズラの花が咲き、蕾も見えていました。
 とても綺麗な花なのですが、秋が深まる頃付く真っ赤な実の方が気づき
やすいですね。 昔、樹皮からとった粘液を整髪料として使われたとのこと。

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                 サネカズラ(ビナンカズラ)

                ヤマニガナや・・・

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                 ヤマニガナ

         ムラサキニガナは咲き残りの子たちです。

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                ムラサキニガナ

 ヤマホトトギスもまだまだ楽しめそうです。 ヤマホロシも大きく成長し、
   紫色の花もいっぱい! たくさんの実はこれから熟すようです。

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       ヤマホトトギス             ヤマホロシ

   ツリフネソウもアチコチで見られます。 ここの子はどうかな?・・・
  と、花柄を確認すると、赤っぽいトゲトゲのような毛?がありません。
       これをナメラツリフネソウと呼んでいるようです。

クサギの花が香りを放っていました。 蝶々が入れ替わり立ち替わり訪ねています。
恋も始まったり、あわてん坊さんは、クモの巣に突入! どうなった?と見ていると
流石・・・羽をばたつかせ、飛んでいきました。 「ホッ!」と「残念!」は当事者たち。

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       ツリフネソウ               クサギ

 この木はリョウブだったのか?・・・記憶が曖昧です。だとすると・・虫こぶの
         名前はリョウブハフクレフシだと思うのですが・・・

       この木は、エゴノキではないか?とのメールを頂きました。 
私のいい加減さが露呈してしまいました。ちゃんと観察しておかねばいけませんね。
          教えて下さったAさま、ありがとうございました。

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  リョウブのムシコブ(リョウブハフクレフシ?)        シラヤマギク
       エゴノキハヒラタマルフシ?

  ナガエオオカモメヅルにもたくさんのフワフワ虫こぶが付いていました。
 虫こぶ大好きなOさんによると、「オオカモメヅルメフクレフシ」だそうです。
     虫こぶの名前のつけ方、気に入っています。 (*^_^*)

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         ナガエオオカモメヅル(右:虫こぶ:オオカモメヅルメフクレフシ)

         ナント、どこの世界にも変わった子がいるもので・・・

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               花弁が4枚のナガエオオカモメヅル

   アオツヅラフジも、ぶどうのような紺色の種子の方が目につきやすい。

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       アオツヅラフジ             アキノタムラソウ

     キンミズヒキ・ヒメキンミズヒキの両方が、咲いていました。
     花の大きさ、雄しべの数、葉っぱなどで区別しますが・・・

キンミズヒキを見ると「あ~、キンミズヒキね」となりますが、ヒメ・・・の場合
 「えっ、どっちだったっけ?」 となってしまう。 いつまでも成長無し・・・

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                      キンミズヒキ  

 富士山周辺ではタマアジサイが多く咲きます。 いつもながら感心するのは・・
  「コンナ小さな玉の中にあの花がどうやって畳み込まれているのだろう?」
開くとホントの花は中央部に、よく目立つ装飾花は外側を飾り、虫にアピール! 
      植物って凄い! と拍手を送りたくなってしまいます。              

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                  タマアジサイ

  ヒゴタイの仲間もこれから賑わってきます。 少し位はわかるようになると
                   嬉しいのですが・・・

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                 ヒゴタイの仲間

     白いゲンノショウコに混じって赤いゲンノショウコも見られました。
 カシワバハグマもあと少しで見られそうですね。 ハグマノ仲間も可愛いです。

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     ゲンンショウコ               カシワバハグマ




こどもの国で観察会

2020/09/07 00:42 ジャンル: Category:観察会
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5日、標高900m近くに位置する 「富士山こどもの国」 で観察会が行われました。
      幼児から大人まで46名の老若男女が集合しました。 

 花の谷近くでは、開所準備中から現在までこちらでボランティアで関わって
おられ、静かな中にも熱い情熱を胸に活動されているIさまやそのお仲間、
そしてやはりずっとここを見守って来られた初代会長N先生が勢ぞろい。
これまでの流れや、活動状況を紹介して下さり、観察会が始まりました。

  こんな貴重な場面に、ここに居られたのはとても幸せな事でした。

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              パネルを使って説明されるIさん

色々なパネルを手に、見やすいように移動しながら優しく語りかけて下さるIさん。
          マスクが邪魔ですが、仕方ないですね。

     一緒に活動されている方の紹介もして下さりながら・・・

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                ボランティアの仲間 

 いよいよ観察会の開始です。 花の谷へ足元に気をつけながら降りて行きます。      

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                  観察会開始

          今の季節アチコチで見られるお花や・・・

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        イヌトウバナ              ミズヒキ

                水辺の植物を楽しんだり・・・

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                 ヘラオモダカ

     色々な質問にも耳を傾け、優しい口調で語ってくれます。
 ユウガギクも咲き始めています。 ミソハギ・エゾミソハギも満開です。

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        ユウガギク                ミソハギ

   「どんな風に手入れをされているのですか?」 の問いには、実際に
鎌を使って「この葉を傷つけないように・・・」 と、下のミツガシワをしっかり残し
   イネ科植物を刈り取り、見せてくれました。細かく大変な作業です。

  こんなきめ細かい作業・目配りにより、とてもいい状態の花の谷です。

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    手入れの仕方実演              ハッカ

           ヒキオコシも群生し、高く伸びています。

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                  ヒキオコシ

          少し色が薄いツユクサも見られます。

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       ツユクサの仲間              ハシカグサ

  ニガクサには、沢山の虫こぶが付いていました。 それを下さり、虫こぶを
得意とされているOさんが丁寧に調べ、「ニガクサツボミフクレフシ」 の幼虫・成虫の
記録写真も撮られたようです。 色々な得意分野を持った人の集まりは面白い!

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                    ニガクサ 

   斜面には、黄色い花を付けたハンゴンソウも伸びあがっています。 

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                   ハンゴンソウ

                  いよいよ秋の気配ですね! 

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                   ワレモコウ

      ヒナノウスツボはユニークな花の形をしています。

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                 ヒナノウスツボ

        ワレモコウも、ルーペ観察すると面白いですね。

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                 ワレモコウ

     マツムシソウ・タムラソウ・・・となると、やっぱり秋なのですね?

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        マツムシソウ              タムラソウ

 栽培種とも見間違うように華やかなアサマフウロは朝霧からの移植のようですが、
       丁度見頃となっていました。 ヒメトラノオも薄紫色が素敵です。
      ( ヒメトラノオ・ヤマトラノオ・・・どちらととらえばいのか??です。 )

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        ヒメトラノオ                  アサマフウロ 

       こんなゆったりした場所へ来ると心も解放されますね。               

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                      観察風景

   入口近くでは、丁度この日からススキの迷路が開設されていました。
  ススキの根元では、ナンバンギセルやネジバナが色を染めていました。

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       ネジバナ                ナンバンギセル

  ここでも、やはりシカ害が多いようで、守るべき所はネットがかけられ、被害が
                 防げているようですね。

行く途中で目にしたカモメヅルの仲間は、少し花が大きめだったように思うのですが、
   ジョウシュウカモメヅルかコバノカモメヅル・・・どっちだったのでしょうね?

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       シカ除けネット              カモメヅルの仲間

  観察会を終え、ヒマワリ園が見頃で、バラ園もいい状態だとのことで、
        園の方が、案内をして下さり、楽しんできました。

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                         バラ園

           こちらは夏!  今は夏と秋が同居中ですね!

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                         ヒマワリ

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                      ヒマワリ園

ヒマワリには、こんな幼虫が住んでいました。 毛虫も作りがなかなか見事です。
        
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                    毛虫の仲間

      園内では雷注意報が放送されるものの、青空です。
 1時間ほど立つとゴロゴロ、ピカピカ! 雨宿りの後、思い出と共に家へ??

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                    雨上がりの空






出会ってしまった!?

2020/09/06 22:04 ジャンル: Category:植物
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  ついこの間、キョウチクトウ科のカモメヅルの仲間に頭を悩ませていました。

    何度か足を運び、図鑑と照らし合わせ、どうにかオオカモメヅルと
       ナガエオオカモメヅルが頭の中で整理できたかな?・・・

そして、未だ見ぬ 「コカモメヅル」 にいつか会いたいなあ・・と思っていました。
   でも、なかなかそう上手く行くことはありませんよね? ところが・・・

ワレモコウの花を写そうと、足の置き場に目をやったその先に小さなエンジ色の
     花が 目に止まりました。 とても小さな星形の花です。

       「えっ、これって?・・・もしかして、コカモメヅル?」

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               コカモメヅル

     茎もとても華奢な様子で、他の植物に絡まっていました。

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               コカモメヅル

   周辺を探してみると、目が慣れて来たのかポツポツ目に入ってきます。

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               コカモメヅル

          開いている花は少なく、殆どつぼまったままです。
      小さな花からは想像出来ない程の大きな種を従えています。

              へ~、こんな所に居たんだね?・・・

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               コカモメヅル

     余りにもあっさりと出会ってしまい、喜びよりも唯々ビックリ! 

            ******************

更に観察していると、コバノカモメヅル? わ~、浮島の子より随分大きいねえ。
            (と言ってもミリ単位の世界ですが・・・)

       この子は、伸びやかに花を付け、蔓を伸ばしています。

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             ジョウシュウカモメヅル

               陽気な印象を受けるお花です。

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             ジョウシュウカモメヅル

            少し薄い色をした子もいました。

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             ジョウシュウカモメヅル

どの位の大きさあるんだろうね・・・と物差しをあててみると、2㎝近くあります。

そう言えば、ジョウシュウカモメヅルなどと聞いた事はあるものの、何が違う?

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             ジョウシュウカモメヅル

            帰宅後調べてみると・・・・・

  コバノカモメヅルの変種で、花の大きさだけの違いのようです。

       * コカモメヅル       (直径5㎜程)
       * コバノカモメヅル     (直径7~9㎜程)
       * ジョウシュウカモメヅル (直径15~20㎜程)

 浮島の子(コバノカモメヅル)に比べると、2倍あるんだね! 大きい筈だ。

            綿毛が飛ぶ頃は綺麗でしょうね?



色白の子たち

2020/09/02 23:44 ジャンル: Category:植物
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      歩いていて好きなお花に出会うのは嬉しいものです。
        それが、白花となると更に喜びは増します。

 7・8月にはこんな子に出会えました。 これって、もしかしてアキノタムラソウ?

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                アキノタムラソウ

 少し場所を移動しても・・・ここにも居た! ポツポツ白いお花が咲いています。

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                アキノタムラソウ

   すぐ近くでは、紫色をした普通のタイプの子が沢山咲いていました。

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                 アキノタムラソウ

 昨年、初めて出会ったマネキグサの白花さん、今年も顔を見せてくれました。

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                  マネキグサ

       普通はなかなか渋いエンジ色をしているのですが・・・

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                  マネキグサ

   田んぼ脇で水草を眺めていると、この子誰だっけ?こんな色だった?
    アゼナかな?と思うのですが・・・水辺の植物はわかりません。

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                   アゼナ

  この辺りは小さなヒメヤブランが群生していました。 そんな中、白いものが
       目に入りました。 近寄ると・・・ヒメヤブランの白花でした。

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                  ヒメヤブラン

    周りに目をやると、狭い範囲ですが白い子たちが集中していました。

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                  ヒメヤブラン

        この子たちも、紫色をしているのが大方です。

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                  ヒメヤブラン

        ヤマトラノオも薄紫のとても綺麗なお花ですが・・・

   蕾なので、ホントに白花? と言われると、開花を見ていませんので
絶対とは言い切れませんが、他の子と比べても「そうじゃないかナ」と思います。

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                  ヤマトラノオ


  ちょっと ”トキメク” 白花の子たち、次はどんな子に出会えるでしょうか?      



プロフィール

キレンゲショウマ

Author:キレンゲショウマ
お花を見ながらノンビリ山歩きが好き!鉱物・砂金が好き!ボンヤリ寝っ転がって空を見上げるのが好き!ワクワクするのがだ~い好き!

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