大台ケ原から大杉谷へ  その3

     山小屋での夜は早いです。 消灯の8時前には既に夢の中でした。
いつもの2日分は眠り、快適な目覚めでした。 今日は残りの滝を楽しみながら山を
離れる事になります。 山小屋のスタッフ女性に笑顔で送り出して戴き、出発します。
    きびきびとお仕事をこなしつつ、温か味のあるスタッフの方たちでした。

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   出発時小屋前にて                     ソヨゴ?

  区間ごとにある案内板にホッとします。 でも相変わらずの岩場の山道です。
              嫌いじゃないんですけどね・・・

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                   案 内 板 と 登 山 道

  川の対岸に大きな1枚岩が聳えていました。 どうやらこれが平等嵓のようです。
      なかなか迫力があります。 ずず~っと見上げてしまいました。

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                        平  等  嵓

  余り見かけないシダも多く生息しています。 湿気が多いので苔や地衣類も多い・・・

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                   シ  ダ  の  仲  間

     いくつ吊橋を渡ったのでしょう? 谷を覗き込みながら橋を渡ります。
  それ程多く無いカエデの種類ですが、足元には紅葉したモミジの葉っぱが
                   赤い色を残していました。

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    他にも山深い所はいっぱいあるのに、大杉谷は特に山深く感じます。
         涼やかに真っすぐ落ちるのはニコニコ滝でしょうか?

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 ウラジロも混じるシダの中を山道は続きます。 所属の会長がいらっしゃれば目がキラキラ
          輝いている事でしょう。 褶曲した岩肌も見応えがあります。

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 足元の悪さと透き通った水の対比が面白い。 夏場は気持ちの良さそうな所です。

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     ここはシシ淵かな? 以前訪ねた時に一番記憶にある場所でした。
                とてもいい雰囲気なのです。

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   岩場が常に湿っているこの辺りには、ウチワダイモンジソウかダイモンジソウが沢山
         見られました。 なかなか大株のものも上の方に咲いています。

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   シシ淵を通してみるニコニコ滝も絵になります。 帰りの船の時間もあるので
               山道から見るだけで、その場を離れます。

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                       シシ淵とニコニコ滝

  この辺りの雰囲気はとてもいいです。 何だろう? ほ~っと息が軽くなります。

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                       シシ淵とその周辺

 見上げる程上の尾根周辺から落下しているのは、千尋滝です。 落差135mを有し、
      大杉谷の中で一番の落差を誇るそうです。 その姿は圧巻です!

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                      千 尋 滝 周 辺

   大杉谷周辺の滝は木々が覆い、スッキリとは見えない滝も多いのですが、
         全貌が目にできれば今の数倍の迫力がありそうです。

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                        千 尋 滝

    下って来ると、紅葉の見頃の場所もあります。 綺麗だねえ~・・・
   つり橋からは、冬用の帽子を被ったアカガシのドングリが見えます。
         ドングリの中で特に好きな殻斗がこれです。

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 大杉谷歩きもあと少しとなって来ました。 大きな炭焼き跡やいくつかの堰堤を越えて
   さらに進みます。 地獄谷から注ぐ橋は地獄谷吊橋と名付けられています。

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                地獄谷吊橋

  足元には、澄んだ水とその水際の斜面の大きな岩が目につきます。 対岸には
         聳える岩山も。 この辺りは大日嵓があるようですが・・・・・
「どれだろうね?」 などと話しながら歩いたのですが、水際の斜面に広がる大岩が
                   どうやらそれらしい・・・

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                                大 日 嵓

大日嵓から程なく宮川第3発電所に到着です。 ここが大杉谷の登山口になります。

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                  登山口                     リンドウ

 ここまでは予約をすれば、お昼頃のバスで町営バス乗り口まで移動する事が
出来ます。 今回は、遊覧船を予約してくれているので、乗り場まで移動です。
   以前使われていた第1乗り場は今は水が少なく使えないようです。
作業用のモノレール車?が、作業員を積んで登って行きます。 (乗ってみたい・・・)

     第3乗り場への途中、六十尋滝があるので、ちょっと寄り道です。

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  第3乗り場まで来ました。 ここは使用されているようですが、水量によって乗り場が
変わると言うので、第4乗り場まで歩いてみます。 橋げたも上げられ、ここは使用不能。

さて、時間にはまだ早いけどホントに来てくれるかなあ? 一昨日の小屋での一件以来
     みんな不安感が広がります。 その内、船の音がして来ました。
         よかった~  第3乗り場まで急ぎ戻ります。

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 我々3人の為に、立派な遊覧船が待っていてくれました。 イケメンの福山船長と
 乗員の方二人がにこやかに迎えてくれました。 気さくに話しかけてくれながら、
        いい景色の所で止めて写真撮影を促してくれます。

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     霧の中に浮かぶ山々は墨絵を思わせるとても美しい景色です。

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  20分ほどの船旅ですが、次の町営バスまでには時間があるので、ダムの近くまで
     遊覧してくれます。 大杉谷の最終地を目いっぱい楽しませてくれました。

○○年前にもこの宮川を船で下りました。 もっと小さな舟にクタクタの体を休めました。

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 誰も舟の座席に座る事無く、景色を楽しみ、色々とお話を伺いながら船場に到着です。
船を見ると 「望郷丸」 です。 「幼馴染の我々にとって、とてもピッタリな船だね」 と
   最後にまたまた盛り上がります。 楽しい船旅をありがとうございました。
                (絶対また行きたい!!)

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 バスでJRの駅に向かいましたが、便が少な過ぎです。 松坂までタクシーで移動し、
            仲間二人に別れを告げ、我家へ向かいます。 

      ******************************

 今回懐かしいコースを辿りました。 大きな大キスリングを背負って仲間とクタクタになり
船に乗った乗った記憶、教会山の家で宿泊した記憶はあるのですが、その後一気に歩き
       通したのだろうか?  桃の木山の家で泊まったのだろうか?
            その時の仲間に今度聞いてみなければ・・・・・
    

comment

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こんばんは キレンゲショウマさん

 若い頃ならまだしも孫のいる身になって寒さに震える夜を過ごすのは
つらいですね。
それでも 幽谷をへつりながら懸崖や滝を仰ぎ 青春の譜の一頁を
辿る・・・、まさに充実した山旅となりましたね。
往時の友との再会がこの先楽しみなことでしょう。
私もまだまだそんな山旅をしたいものです。

No title

         俄歩人さま

 大台ケ原の最終回へのコメントもありがとうございました。
寒さに震える・・・というハプニングもありましたが、いい方たちとの
出会い、年に1回の友とのゆったり山歩きに充足感いっぱいの山旅と
なりました。
 
この歳になり、幼馴染が仲良く集う機会が多くなった(山仲間以外も)
のは嬉しいことです。 世話をしてくれ、声を掛けてくれる友があれば
こそですが・・・
ここを一緒に歩いた友ともまた語りあいたいものです。

俄歩人さんの学生時代のお仲間との伊豆でしたか?の旅を思い起こしました。 お互いに、今の自分に合った山との関わりをこれからも続けて行かれればいいですね。 ありがとうございました。

No title

本当に見どころが多いコースですね。
大台ケ原・大杉谷の具体的な位置は分かっていませんが、随分と山深い風景が続きますね。「よくこんな所に登山道を作ってくれたな」と感心しました。
ところで、粟谷小屋が閉まっていた原因は分かりましたか?すぐ近くに避難小屋があったので、大事にはなりませんでしたが、場合によっては遭難する可能性があった訳ですから、大問題ですよね。

No title

        アウトライダーさま

 こんにちは!
出発は桜で有名な吉野の手前からバスに1時間以上揺られた、三重県境に
なります。東大台は散策コースを自由に歩けるものの、西大台ケ原は
自然を豊かに残す為、許可制が敷かれているようで、今度はこちらも
歩いてみたいです。
道づくりは大変な事だったろうと思います。

 山小屋は、多分その後連絡はとっていないと思うので、わかりません。
避難小屋がすぐ近くにあり、ホントに良かったです。
何となれば野宿・・・ですが、野生動物や寒さに耐えるだけの環境を作られ
たかどうか? 屋根があるだけで有り難いものですね。
エコライフ

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キレンゲショウマ

Author:キレンゲショウマ
お花を見ながらノンビリ山歩きが好き!鉱物・砂金が好き!ボンヤリ寝っ転がって空を見上げるのが好き!ワクワクするのがだ~い好き!

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