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野山を歩き、川の中をジャブジャブ、そんな中から何かを見つけられると楽しいな・・・

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三木家住宅

       今年の夏は、田舎の山を歩く事無く過ぎていきました。
11月21日、兄たちと 「剣山へ行こう」 と言う話になっていましたが、少し時間も遅く
 なってしまったので、どこか近くを散策しようと、三木家住宅を訪ねる事にしました。

  実家から剣山方面へ車を走らせます。 途中、国道から離れ、グングン斜面を上り、
       標高552m・・・ほぼピークに近い所まで来るとやっと到着です。 

三木家住宅は、徳島県で最も古い民家だそうで、17世紀中頃に建築されたようです。
          現在、28代当主が住まわれていらっしゃいます。

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      三木家住宅 (国指定重要文化財 : 江戸時代初期、17世紀中頃建築)

            住宅のすぐ隣には、資料館が併設されています。
          住宅前には、「さざれ石」 の由来の碑が建っていました。
さざれ石は、君が代にも詠われています。 日本全国に色々な 「さざれ石」 の存在が
 あり、産地も石の種類も様々です。 以前調べた時には、さざれ石産地は18か所、
       君が代発祥の地と名を挙げている場所は、4か所ありました。

 一番よく知られているのは、岐阜県春日村の石灰質角礫岩のようですが、徳島県の
 神山町や佐那河内村で産出されるさざれ石は、海底で出来た火山角礫岩とのこと。 

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               資料館     (2013.8撮影)         神山のさざれ石

 裏山からの景色もなかなかのものです。 少し経つとご当主が見えられ、資料館を
         見せて戴けるとの事で、鍵を開けて下さいました。 

三木家は、阿波忌部氏の直系で、践祚大嘗祭(天皇即位の儀式)に、御衣御殿人
(みぞみあらかんど)として、麁服(あらたえ)を調進して朝廷と深い繋がりがあった
     ようです。 資料館には、それらの資料を中心に展示がありました。
  
  中断していた麁服の貢進が大正時代に復活し、昭和、平成と受け継がれて、
平成の践祚大嘗祭では木屋平で栽培、調製された麻から山崎忌部神社の織殿で
            麁服が織られ、貢進されたそうです。

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   裏山の景色       住宅前の畑(ここで麻を育てる)  (2013.8撮影)

   麻の栽培・収穫から糸に仕上げるまでの作業が写真入りで解説されていました。                

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  それに使われる道具類も多く展示されています。 これらはその時のみの使用で、
  時代が変われば、全て新しい道具を製作し、糸が織られるとのお話を伺いました。

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   麻の栽培は、住宅前の畑でされるようですが、今はアジサイが植えられていました。
         別な場所、もう1ケ所で予備用に栽培されるのだとか・・・・・
 麻を栽培できるのは、三木家をおいて他にありません。 普通なら違法行為ですから。

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 木でつくられた麻蒸し桶や麻舟、織り機・糸巻きなどの貴重な資料も見られます。

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              4人でじっくりと見せて頂きました。

  なお、資料館は冬季は休館。 不定期ながら、土日に開館されているようです。 
      美馬市教育委員会 文化・スポーツ課  TEL:0883-52-8011 
         が窓口となっているようで、無料で見せて頂けます。

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    それにしてもこんな大切な行事に、小さな徳島県が、それもこんな田舎の地が
             大きく関わっていたのにはホントに驚きました! 

 今まで何気に耳にしていた 三ツ木という地名(三木家・貢)、かつては麻植郡
木屋平村だったこと(麻を植える)、関連のある山崎忌部神社(吉野川市山川町、
かつては麻植郡山川町)、大麻比古神社(鳴門市大麻町)・・・みんな繋がります。

           そうだったんだ~!     (麻植郡:おえぐん)

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  ふらり・・・と出掛けたのですが、快く見せて頂き、色々なお話を伺う事も出来、

    とても貴重な時間を過ごさせて戴きました。 ありがとうございました。

   (話が前後してしまいましたが、四国でのお話はやっとこれでお終いです)




| 田舎でのこと | 2015-12-05 | comments:0 | TOP↑

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