幼なじみ登山第6回 「鳳凰三山へ その3」

幼なじみ登山も最終3日目に入りました。 8月24日南御室小屋を早朝出発します。
ホントは樹林帯を抜け出し、ご来光を拝みたい所ですが、ちょっと間に合いそうに
   ありません。 樹木の薄い場所から、日の出を楽しむことにしました。

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                   夜明け・・

   気持ちのいい朝です。 樹林を抜け出し、大きな岩に登ると富士山も
      裾を大きく広げていました。 暫く展望を楽しみます。

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                浮かぶ富士山

     遠くに視線をやり、山名を探すのですが、ちょっと怪しい・・・
       奥は南アルプス南部の峰やその前衛の山でしょうか?

そうノンビリもしておられません。 朝の空気をいっぱい吸い込んで足を進めます。
        花崗岩の白い岩肌が目に飛び込んできました。

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       奥は笊ケ岳? 

  いよいよ本日の核心部に入ろうとする頃、お待ちかねのタカネビランジが
   迎えてくれました。 今年はお花も遅いので、まだ見られるだろう・・
    と楽しみにしていました。 コケモモがもう色づいてきています。          

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   タカネビランジ白              コケモモ

 白砂を踏み薬師岳に向かいます。 手前にある薬師小屋は、2日後の8月26日
     オープンだそうです。 樹林の中に赤い屋根が見えてきました。

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       薬師岳              建築中の薬師小屋まであと少し

  薬師小屋に到着しました。 この軒先をお借りして朝食をとります。

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    小屋のエンブレム?           ダケカンバ   

 曲がりくねったダケカンバやナナカマドに囲まれるように小屋は建っていました。 
           新しい小屋に泊まってみたかったなあ~・・・      

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    ナナカマド           2日後にオープンの薬師小屋

 白砂の上に、タカネヒゴタイ?・トウヤクリンドウ・タカネビランジ・コゴメグサの
        仲間が花を咲かせ、スミレの葉っぱも見えました。
          北岳のピークは厚い雲に覆われています。

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     タカネヒゴタイ

  濃淡のあるピンク色をしたタカネビランジ、時折白花も咲いていて
  目を楽しませてくれます。 山上のロックバランシングもお見事! 

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   タカネビランジ             誰がつんだか、山上でロックバランシング! 

   薬師岳で記念撮影・・・  この時期、トウヤクリンドウが素晴らしいです。
 少し透ける感のある、そして押しつけがましくない色合いがお気に入りです。 
  今回はこの辺りから、白鳳峠の下山道までお腹いっぱい!と言うほどの  
              トウヤクリンドウと出逢えました。   

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     薬師岳                 トウヤクリンドウ

   コゴメグサの仲間は種類も多い・・・ 名前はまだ調べていません。
                     その内に・・・

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                  コゴメグサの仲間

 タカネビランジも咲き残りが見られれば・・・と、控えめに希望していたのですが、
  とてもいいロケーションで花を咲かせている子・今が盛りの子・大株の子・・・
           た~くさんの可愛いお花に出逢えました。 
                 
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                   タカネビランジ

                どの子を見ても可愛い~・・・
              
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                  タカネビランジ

  ホウオウシャジンも負けてはいません。 今が丁度良い頃なのでしょう。
   傷みの少ないとても綺麗な子ばかりです。 まだ蕾の子もいます。

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                 ホウオウシャジン

 モデルさんはどの子にしようか、迷ってしまいます。 細い葉っぱ・シャキッと
     した姿・濃い花の色・・・どれをとっても素敵な子たちです。

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                  ホウオウシャジン

           ミヤマウイキョウや地衣類なども色々見られます。
お花を楽しみつつ、先へ進みます。 暫くして観音岳へ到着。 行く先にオベリスクが
         早くおいで・・とでも言うように、どっしりと立っていました。 

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                   地蔵岳を望む

              大きな岩体の山はやはり魅力的です。 

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                   進む道・・

    ゴツゴツと雄々しい岩。 その隙間に守られるように優しい花が揺れます。
                さあ、地蔵岳へ向かいましょう!

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              アップダウンで地蔵岳へ向けて

      岩陰では、時期を過ぎたイワツメクサも残り花を咲かせています。

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  トウヤクリンドウ               イワツメクサ

一旦尾根から外れ地蔵岳へ向かいます。 目の前にはオベリスクが聳えています。
             たくさんのお地蔵さまが立っていました。

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      自然のアート             お地蔵さん群

イワインチン・ミヤマホツツジ・ヨツバシオガマ・キタザワブシ・トウヤクリンドウ・
    ミヤマアキノキリンソウ・・・・タイツリオウギは実になっています。
  
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   イワインチン              ミネウスユキソウ

       オベリスクの下に立ちます。 どこから登るのだろう?

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       ヤマハハコ               オベリスク

  少し登ると、岩の隙間に沿うようにタカネビランジ・ホウオウシャジン・ミヤマ
ダイモンジソウ・シダの仲間・ミヤマシャジン・タカネニガナなどが揺れていました。

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   ゴゼンタチバナ          シダの仲間         ミヤマダイモンジソウ

   一番上の大きな2つの石の間にはロープが下がっているのだとか・・・・・

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   オベリスクのピーク                ミヤマシャジン

       さて、名残惜しいオベリスクに別れを告げ、元の尾根に戻ります。
     ここから白鳳峠へ向かって進みます。 振り返るとオベリスク2段目の
                   左に人影が見えました。

  観音岳方面からオベリスクを眺めると、大きなボスざると小猿に見える、と
          登山者が話していました。 ホントだ~!
       振り返ると 「ピース」 に見えるとSさん! ホントホント!! 

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 高嶺でSさんと合流し、暫し閑談。 おっと、余裕のあった時間もいつのまに
  ギリギリの時間になっています。 下方には広河原が大きく見えます。 

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                     広河原

  白鳳峠まで来ました。 まっすぐ行くとアサヨ峰を越えて甲斐駒方面へ
  続きます。 今日は広河原泊まりですので、そのまま下って行きます。

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                 ゴロゴロ石を下る

  足場の悪いゴロゴロ石をドンドン下ります。 前回も同じコースでした。
もっと谷間を下った感じに思っていたのですが、すっかり忘れてしまっています。
        まあそれも、来るたび新鮮でいいのですが・・・

チョウセンゴヨウの実を誰かが食べていました。 ヤマノエビフライの作成中。

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      シャクナゲ・針葉樹林帯を抜け・・          チョウセンゴヨウ

  長いゴロゴロ石の歩きを終え、樹林の中へ入り、ただひたすら下ります!
トウヒ・コメツガ・シラビソなどの森です。 地面は苔むし、キノコも顔を
                  出しています。

           ハシゴや鎖は慎重に・・・ゆっくりね!

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     クロクモソウ               ハシゴや鎖越え

  大分下ったなあ~、もう少しかな? と思う頃、ちょっとしたお花畑が待っていて
くれました。 開花しているのはオオバショウマが多いようですが、カニコウモリ・
        オクモミジハグマ・シロヨメナ・ソバナ・レイジンソウ・・・

 1株だけ目に入ったレンゲショウマです。 そう言えば、今年は見逃していました。

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     レンゲショウマ            オクモミジハグマ

     着きそうで着かない・・・・・でも、まあ山小屋泊まりですので、
               急ぐこともないのですが・・・

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     ソバナ                タケシマラン

         どうやら、そろそろ長い下りから解放されそうです。
 この頃になると、ジャコウソウの花がたくさん目に付きます。 やっと到着です!

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                 ジャコウソウ

 お喋りをしながら林道を歩きます。 仲間との楽しい山行きもあと少しで終了です。
         北岳ピークにも相変わらずガスが掛かっているようです。

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                北岳を見上げる

      遅くなってしまいましたが、広河原山荘に到着しました。

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              今宵の宿、広河原山荘

   ゆっくり休み、翌朝、夜叉神峠でクルマを回収し、温泉で汗を流します。

今回も、まあまあの天気のもと、トラブルもなく、無事鳳凰三山の歩きを終えることが
            出来ました。 また来年のお楽しみです。

      来年はどこかな? Sさん・Sちゃん、有り難うございました。 
        


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 北岳バットレスを眺めながら歩く白砂の稜線、
懐かしく拝見しました。
若き日のお仲間との山行、いつまでも続くことを願っています。
タカネビランジが想い出を誘います。

我歩人さま

 いつも温かいコメントをありがとうございます。
たくさんの山を歩かれていらっしゃる我歩人さんです。
色々な場所で数々の想い出をお持ちなのでしょうね?

私も思い出しては懐かしく、また元気を貰い、時には
気恥ずかしくなることもあります。

仲間との山歩き、力に見合った山を探しつつ続けられたら・・
と思っています。 有り難うございました。
エコライフ

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プロフィール

キレンゲショウマ

Author:キレンゲショウマ
お花を見ながらノンビリ山歩きが好き!鉱物・砂金が好き!ボンヤリ寝っ転がって空を見上げるのが好き!ワクワクするのがだ~い好き!

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