久しぶりの愛鷹の峰一人歩き
2018/06/22 00:06
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Category:山歩き・歩き
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富士・沼津・裾野に接する愛鷹の峰を、久しぶりのひとり山歩きです。
昨年は9月に同じコースを山の相棒と歩いています。 今回は思わぬ好天で急遽
出掛けてきました。 裾野の山神社から割石峠を目指します。
石の転がる枯沢から山に向かいます。 夕方から崩れる予報ですが、今は青空。
足元には、富士山より古い愛鷹火山の石ころがゴロゴロ・・
富士山高鉢で見られるアブラガヤがここでも咲いていました。
さて、いよいよ山道です。 富士山に続き、笹枯れがここでも進んでいました。
しっとりとした岩壁には、イワタバコが咲きます。 まだ蕾ばかりですが・・居ました!
近くで観察すると、どうやらケイワタバコのようです。 下部では既に終えて
いますので、大分タイムラグがありますね。
足元に目を移すと、エゴノキの花で白くなっています。 それでもまだ沢山
付いています。 エゴノキの花は静かに落ちてきます。
ドキッとしたのは、ホオノキの花の地面に落ちる音でした。 「んっ、何?」
1枚ずつ落ちるのですが、なかなか元気な音がします。
いつの間にやらコケも多くなり、カエデ類・ホオノキ・アブラチャンなど広葉樹の
多い、ブナ帯に入っていました。 しっとりと気持ちの良い森の中です。
コケの森 ウツギ
沢沿いでは、周りの地層を貫いて出てきた立派な貫入岩が見えます。
あっ、シカ害だ!何の木だろう? 確認すると・・ナント、アブラチャンです。
アブラチャンが食べられているのを見るのは初めてです。
貫入岩 アブラチャン
イワシャジンも咲くようですね! コアジサイもこの辺りではまだ見頃です。
イワシャジン コアジサイ
アオフタバランが蕾を持っていました。 小群落を作っています。
アオフタバラン
もう少しで峠へ出られそうです。 この辺りでは葉っぱの細いトリカブトがいます。
何トリカブトでしょうか? この仲間も難しい・・・
トリカブトの仲間
真っ白い花が綺麗です。 カメラでズームすると、バイカウツギのようです。
ヤマボウシと共に白い花が眩しい・・・
バイカウツギ 割石峠
足元にツバキの仲間の花が落ちていました。 木肌を見るとヒメシャラです。
樹木に横縞模様がある&花が大きめ・・・から、ヒコサンヒメシャラのようです。
ヒコサンヒメシャラ
尾根すじの風衝地ではハコネハナヒリノキが沢山花を咲かせ始めていました。
ハコネハナヒリノキ
なかなか可愛いお花です。
ハコネハナヒリノキ
この時期、お花は余り見られませんが、尾根上にはノギランの蕾が見られます。
もう少し早ければ、ツツジの仲間も大いに賑わっていたでしょうね?
ノギラン チチブドウダン
開けた場所でちょっとひと休み、少し緊張した山道でしたので景色を眺めながら
ほ~っとします。 ここでは強い獣臭がしました。 そう言えば前回も感じました。
ここは多くのシカ達の集う場所なのでしょうか?
ガスが次々と沸き、流れて行きます。 その絶え間ない動きにあっと言う間に
景色が消されてしまいます。 裾野側のガスはドッシリと・・・
裾野側 富士側
咲き残りのシロバナフウリンツツジも素敵です。 カザグルマの花も終えたようです。
シロバナフウリンツツジ カザグルマ
ヤハズハハコ ??ショウマ
ゴツゴツしたこの山並に目を細めます。
小さな花達も咲き始めました。
イワユキノシタ ハナゼキショウ?
この仲間も咲き残りが見られる程度です。 枝部分が枯れかかっているハコネ
コメツツジは、危機感を感じたのか、その部分だけ花を咲かせていました。
ホントの開花時期はもう少し先です。
本日はショートカット道ですので、帰りは時間的に余裕があります。
サワグルミの種が長く伸び、陽に染まっています。
エビガライチゴ サワグルミ
ナツトウダイですが、八ケ岳など少し高度のある場所のものは違って見えます。
先生に伺うと葉っぱの形は色々あるそうなのです。 がっ!不思議・・・
ナツトウダイ ヤマムグラ
アレ? 斜面には炭がまとまってありました。 炭焼き跡もありますのでそれを
処分した場所だったのでしょうか?
クワガタソウ 炭
グングン下ってきて、もう少しで登山道に合流です。 苔むす山はしっとりと・・・
苔むす山道 タニギキョウ
これはタチキランソウ? 葉表にある曲がった鍵型の毛がとても印象的。
タチキランソウってこんな葉っぱしてたっけ? 今度ちゃんと観察しなくては・・・
歩く毎に??が増えるのは困りものです。
タチキランソウ?
無事、神社まで帰って来ました。 お礼の手を合わせ・・・家へと向かいます。
昨年は9月に同じコースを山の相棒と歩いています。 今回は思わぬ好天で急遽
出掛けてきました。 裾野の山神社から割石峠を目指します。
石の転がる枯沢から山に向かいます。 夕方から崩れる予報ですが、今は青空。
足元には、富士山より古い愛鷹火山の石ころがゴロゴロ・・
富士山高鉢で見られるアブラガヤがここでも咲いていました。
さて、いよいよ山道です。 富士山に続き、笹枯れがここでも進んでいました。
しっとりとした岩壁には、イワタバコが咲きます。 まだ蕾ばかりですが・・居ました!
近くで観察すると、どうやらケイワタバコのようです。 下部では既に終えて
いますので、大分タイムラグがありますね。
足元に目を移すと、エゴノキの花で白くなっています。 それでもまだ沢山
付いています。 エゴノキの花は静かに落ちてきます。
ドキッとしたのは、ホオノキの花の地面に落ちる音でした。 「んっ、何?」
1枚ずつ落ちるのですが、なかなか元気な音がします。
いつの間にやらコケも多くなり、カエデ類・ホオノキ・アブラチャンなど広葉樹の
多い、ブナ帯に入っていました。 しっとりと気持ちの良い森の中です。
コケの森 ウツギ
沢沿いでは、周りの地層を貫いて出てきた立派な貫入岩が見えます。
あっ、シカ害だ!何の木だろう? 確認すると・・ナント、アブラチャンです。
アブラチャンが食べられているのを見るのは初めてです。
貫入岩 アブラチャン
イワシャジンも咲くようですね! コアジサイもこの辺りではまだ見頃です。
イワシャジン コアジサイ
アオフタバランが蕾を持っていました。 小群落を作っています。
アオフタバラン
もう少しで峠へ出られそうです。 この辺りでは葉っぱの細いトリカブトがいます。
何トリカブトでしょうか? この仲間も難しい・・・
トリカブトの仲間
真っ白い花が綺麗です。 カメラでズームすると、バイカウツギのようです。
ヤマボウシと共に白い花が眩しい・・・
バイカウツギ 割石峠
足元にツバキの仲間の花が落ちていました。 木肌を見るとヒメシャラです。
樹木に横縞模様がある&花が大きめ・・・から、ヒコサンヒメシャラのようです。
ヒコサンヒメシャラ
尾根すじの風衝地ではハコネハナヒリノキが沢山花を咲かせ始めていました。
ハコネハナヒリノキ
なかなか可愛いお花です。
ハコネハナヒリノキ
この時期、お花は余り見られませんが、尾根上にはノギランの蕾が見られます。
もう少し早ければ、ツツジの仲間も大いに賑わっていたでしょうね?
ノギラン チチブドウダン
開けた場所でちょっとひと休み、少し緊張した山道でしたので景色を眺めながら
ほ~っとします。 ここでは強い獣臭がしました。 そう言えば前回も感じました。
ここは多くのシカ達の集う場所なのでしょうか?
ガスが次々と沸き、流れて行きます。 その絶え間ない動きにあっと言う間に
景色が消されてしまいます。 裾野側のガスはドッシリと・・・
裾野側 富士側
咲き残りのシロバナフウリンツツジも素敵です。 カザグルマの花も終えたようです。
シロバナフウリンツツジ カザグルマ
ヤハズハハコ ??ショウマ
ゴツゴツしたこの山並に目を細めます。
小さな花達も咲き始めました。
イワユキノシタ ハナゼキショウ?
この仲間も咲き残りが見られる程度です。 枝部分が枯れかかっているハコネ
コメツツジは、危機感を感じたのか、その部分だけ花を咲かせていました。
ホントの開花時期はもう少し先です。
本日はショートカット道ですので、帰りは時間的に余裕があります。
サワグルミの種が長く伸び、陽に染まっています。
エビガライチゴ サワグルミ
ナツトウダイですが、八ケ岳など少し高度のある場所のものは違って見えます。
先生に伺うと葉っぱの形は色々あるそうなのです。 がっ!不思議・・・
ナツトウダイ ヤマムグラ
アレ? 斜面には炭がまとまってありました。 炭焼き跡もありますのでそれを
処分した場所だったのでしょうか?
クワガタソウ 炭
グングン下ってきて、もう少しで登山道に合流です。 苔むす山はしっとりと・・・
苔むす山道 タニギキョウ
これはタチキランソウ? 葉表にある曲がった鍵型の毛がとても印象的。
タチキランソウってこんな葉っぱしてたっけ? 今度ちゃんと観察しなくては・・・
歩く毎に??が増えるのは困りものです。
タチキランソウ?
無事、神社まで帰って来ました。 お礼の手を合わせ・・・家へと向かいます。
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お花を見ながらノンビリ山歩きが好き!鉱物・砂金が好き!ボンヤリ寝っ転がって空を見上げるのが好き!ワクワクするのがだ~い好き!
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