早く咲かせてごめんね!

       県西部から 「ヤマトグサ」 を求めてMさんご夫妻が見えられた。

「ヤマトグサ」・・・明治20年に日本人として初めて (牧野富太郎氏・大久保三郎氏) 学名を
          つけられた植物。 大和(日本)の草から命名。 日本では1科1属1種と
          言われていたが、新しい分類ではアカネ科に統合されたようです。

  富士山麓では500m辺りから2合目周辺まで広く、多く分布しているので取り立てて注目
 してはいなかったのですが、髪飾りのようにユラユラと揺れる雄しべの動きは大好きです!
今年は箱根でも出会いました。 ケヤキの森やオトメスミレの林でもユラユラしています。
   でも・・・ 何だかヘン! 雄しべの葯は白かった筈なのになんで黒っぽいのだろう?

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      箱根のヤマトグサ         ケヤキの森で          天照教付近

   色々な個体を見る内に、黒くなっているのは開花後時間が経っているものだ・・・と
気づきました。 下から順番に咲きますので、上部についているものは新鮮で葯も白です。
黒くなってすぐのものは、雄しべがユラユラと揺れていますが、古いものは固まっています。

 よく成長した蕾に触れると・・・・・ あっという間に萼片がクルクルと巻きあがり白い雄しべが
下がって来ました。 うわ~面白い! 中央写真の下段は咲いていたもの、中段の左は
触れて開いたものです。 これは花糸がまだ伸びきっていないので下段のものと比べると
     短いです。 山渓の「山の花」を開くと、雌雄同株とあります。

     じゃあ、雌花ってどれ? ルーペで覗き込むと・・・ 「あった~、これだ!」
  花弁は無く、小さな ”U” の字の花柱が葉の付け根から出ています。 子房は托葉に
        包まれているのだそうです。 (写真はクリックすると大きく見えます)

    DSCN7203_01_20110519101919.jpg    DSCN7235_01.jpg    DSCN7220_01.jpg
   左葉の付根にめしべの花柱  触るとあっという間に咲いた      殆どヤマトグサ

 今回のような出会いが無ければ、「ヤマトグサが咲いて来たなあ・・・」 で終わってしまって
   いたと思います。 違う目で、違う観察の仕方をするのはなかなか楽しいものでした。

       ありがとうございました。 そっと触るのが癖になりそうです。  

             でも程々に・・・・・  早く咲かせてゴメンネ!
    

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