お気楽主婦のひとり言&自然の中へ飛び出そう!

毛無山へ

 朝霧高原を見下ろす天子山塊の 「毛無山」 は堂々としている。 かつて金の採掘が
  行われていたようで、登山道沿いに道具類などが残り、今もその名残が感じられる。
 1100m程の高度差を一気に登って行く登山道はなかなか厳しく、根を挙げる人も多い。

   14日、お花を良くご存じの方と二人、地蔵峠経由で毛無山の頂上を目指した。
沢を何度か越えるこのコースの足元は不安定だ。 途中余分な沢歩きをしたので時間も
ロスしてしまった。 心地よい風を受けながら進んでいると、小さな花が落ちていた。
   「何だろう?」 見上げると咲き残っている可愛い花が目に入った。
「バイカツツジだね」 との声に、思わず 「バイカウツギ? イヤイヤ、バイカツツジ?・・」 
   名前を聞くのも、勿論目にするのも初めての事。 花の中心がやけに毛深い・・・
     暫くの間、歩くごとに同じ花が足元で見られた。 個体数は多いようだ。

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        バイカツツジ          バイカツツジ           途中の滝

  何度か沢を渡りながら高度を稼いでいく。 途中、小さな滝がいくつも見られた。
  テンニンソウに混じってクリーム色の可愛い花がたった1つ花を咲かせていた。 
  以前、花後の姿を見て何だろう? と思っていたお花 「ヤワタソウ」 だ。
        周囲を見回すが、これ以外には見られなかった。 

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       ヤワタソウ          ヤワタソウのアップ          クマシデ

  ハコネラン・咲き残りのシロカネソウ・ショウマの仲間などを楽しみながら時間を掛けて
   地蔵峠へ着いた。 頂上まではさらに1時間半以上掛かる。 ゆっくりと歩を進める。
  尾根の山梨側には、中山金山跡もある。 金山関連取材のカメラマンなどとすれ違った。

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       ハコネラン          ヤマタイミンガサ?          地蔵峠

 尾根筋には、ジゾウカンバがあると言うが、これらの木だろうか? キノコの類もポツポツ
        顔を出している。 ジャノメチョウの仲間が、殆ど動かずにいた。
   (この蝶は、「ウラジャノメ」 だとKさんに教えて戴きました。有難うございました)

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      ジゾウカンバ           ウラジャノメ        アメーバ状の変形菌 

 高度も増し、やがて尾根歩きになった。 オタカラコウ・ヤマタイミンガサ?・ウマノアシガタ・
  ヨツバヒヨドリ・シロバナニガナ・シモツケソウ・などが咲いたり、蕾を付けていた。 
     西臼塚周辺では白い花を付ける バイケイソウもこの辺りでは緑色の花だ。 
               頂上はもう少しでお花畑に変身する。

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     キバナヤマオダマキ        ヨツバヒヨドリ      オタカラコウ・バイケイソウ

いつの間にか目の前に雲に浮かんだ富士山が広がっていた。 くっきりと襞まで見えている。
     コウリンカがいっぱい蕾を付けていた。 花の開き方が大好きな花・・・・・ 

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     尾根からの富士山           コウリンカ           毛無山頂上 

   雨ケ岳方面への縦走を考えていたが、今日は無理なようだ。 大見岳手前まで行って
引き返す事にした。 先程登って来た地蔵峠との分岐には古い看板があり、何だか懐かしい。
 さあ、これからはずっと下りばかり。 途中、キリンソウ・シモツケのお花を楽しんだ後は
 ひたすら下って行く。 8合目・7合目・・・ やっと不動の滝まで来た。 あと一息・・・

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      分岐の古い看板        キリンソウの仲間          不動の滝

   やっと麓に到着だ。 そばの花のように広がったヒメジョオン、里の花 「イヌゴマ」 を
     横目に今日の長い一日を終えた。 お花に詳しいMさんとの楽しい山旅でした!

                  ありがとうございました! 
          
             

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コメントコメント


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お早うございます。
毛無山、時間がなかったのと急峻な勾配に根を上げて帰ってきました(観察会の翌日で、猛暑の日に様子を見に行きました)。。
一号目の先、はさみ岩(?)の辺りで、山頂までの登山は時間的にも体力的にも無理と判断して引き返しました。
左ルートで登られたのですね。
小さな滝を見て涼んできました。
釣り竿でも持って来れば良かったなんて思いながら・・。
キレンゲショウマさんは、凄い!
次回は、もっと早く出かけてみようと思っています。

やまぶどう | URL | 2011/07/20 (Wed) 08:10 [編集]


        やまぶどうさま

 毛無山撤退されましたか・・・・・
いいお山ですが、やはり時間は掛かりますね。ましてや花を探しながらキョロキョロ
していたのでは、先日の我々のようになかなか到着しません。
でも是非機会がありましたら登ってみて下さいね。
沢沿いの地蔵コースが私は好きです。  釣師の血が騒ぎますか?

今度は雨ケ岳方面へ縦走したいと思っています。が!?

キレンゲショウマ | URL | 2011/07/20 (Wed) 10:45 [編集]


 こんにちは
 この暑い季節に毛無山とは、相変わらずのご健脚。
涼しげな瀧と富士を眺め 山野草に憩うひととき
またこの界隈の峰へと心誘われます。

 いつも珍しい山野草の解説をありがとうございます。
なかなか難しいですが、その幾つかは私の目にも
とまるようになりました。御礼申し上げます。

俄歩人 | URL | 2011/07/20 (Wed) 11:34 [編集]


        我歩人さま

 こんばんは!
限られた山しか知りませんが、毛無山は懐の深さを感じ、大好きな山です。
お花もなかなかいいですし、次回は雨ケ岳への縦走を成し遂げたいものです。
長者ケ岳へのコースも宿題として残っています。
頂上からの尾根歩き以外は木陰になり、夏でも気持ちよく歩けそうです。

キレンゲショウマ | URL | 2011/07/21 (Thu) 01:01 [編集]


楽しい山行だったようですね。
私も昔、雨ヶ岳へは登ったのですが、毛無山は登ったことがありません。

バイカツツジ、奥三河にもありますが、反り返った花びらを見た時は「これがツツジ?」と思いますよね。

ミゾ | URL | 2011/07/21 (Thu) 10:10 [編集]


           ミゾさま

 こんにちは!
毛無山はなかなかきついですけど、いいお山です。 
天気がいいと、南アルプスの展望も素晴らしいです。
私は雨ケ岳はまだ登った事が無いのですよ。
何故か竜ケ岳ばかり・・・・・
今度毛無山からの縦走を目指します。
暑さに気を付けてお過ごしくださいね。

キレンゲショウマ | URL | 2011/07/22 (Fri) 12:31 [編集]


 
 

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