お気楽主婦のひとり言&自然の中へ飛び出そう!

富士山麓に咲く花   その2

  「富士山麓に咲く花 その1」 から、時間がいっぱい経ってしまいました。
   標高や時間のズレはありますが、5月に出会ったお花を辿ってみます。

バイケイソウが賑やかに茎を伸ばしてきています。 こんなにあるのですが、
お花が咲くのは、この一部だけです。 大半は、6月頃に枯れて溶けるように
        消えてしまいます。 どうしてなのでしょう?

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           バイケイソウ               トウゴクサバノオ

     富士山麓のブナ帯では、沢山のヤマトグサが見られます。
    全体の半分はそれと思われるくらいの苗が広がっています。
 山渓の「山に咲く花」によると、「明治20年、牧野富太郎が日本人として初めて
 学名を付けた記念すべき植物として大和(日本)草と命名した」
 とあります。
 ある所にはいっぱいありますが、無いところには全くない。 あたり前ですが?、
     この植物を見るために富士山麓を訪ねる方もいらっしゃいます。

 地味ですが、ブラリと下がったかんざしのようなお花(雄花)が可愛いです。
  またルーペを使って、雌花のU字状の花柱探しをするのも楽しいです。

以前は、ヤマトグサ科ヤマトグサ属でしたが、現在はアカネ科ヤマトグサ属です。

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  ヤマトグサ                     芽吹きの木々

     森の中には、タチガシワやミヤマエンレイソウも咲いています。

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       タチガシワ                 ミヤマエンレイソウ

   ミツバコンロンソウも個体数はあるようですが、早い時期に咲くので
             目にする機会が少なく感じます。

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 エイザンスミレ                     ミツバコンロンソウ

シコクスミレも多く、低くは標高900m辺りから見られます。 葉っぱがお気に入りの
     スミレです。 勿論、花もきりっとした感じで、好きなのですが・・・

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    シコクスミレ&ツルシロカネソウ            マムシグサの仲間

  ヒナスミレもギリギリ残っていてくれました。 カエデの仲間も花盛りです。

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    ヒナスミレ                      カジカエデ

 チドリノキ、これでもカエデの仲間です。 初めて知ったときは信じられません
でしたが、実を見つけて納得!  ヒトツバカエデ・メグスリノキ・ミツデカエデなど
       カエデらしくない葉っぱの木はいくつかあるようです。

           光に透かせた姿がとても可愛いです。

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        チドリノキ                 ウグイスカグラ

            標高が1000m位のミツバツツジです。

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   ミヤマキケマン                ミツバツツジと富士山

      道端でニリンソウが見えたので、車を止めて林を覗き込むと・・・・・
           一面、ニリンソウ畑でした。 いいねえ~ 

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             ニリンソウ               ヤマエンゴサク

  こちらは、標高が低い場所です。 沢沿いなので空中湿度も高いです。

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  オオバウマノスズクサ             ガクウツギ 

    近くでコミヤマスミレを見られる場所は2~3ヶ所と少ないです。
 毛が多く、独特の雰囲気を持つコミヤマスミレも結構お気に入りです。             

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                   コミヤマスミレ

   5月の初めに、まだウラシマソウの花が残っていたのにはビックリです。

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   ウラシマソウ                 タニギキョウ

イチリンソウも、整備工事に負けず残っていてくれたのは嬉しい事でした。

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              イチリンソウ               ヤマアイ  

  水のしたたるような場所では、イワユキノシタが花を咲かせていました。

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                      イワユキノシタ


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富士山麓に咲く花  その1

    春早くに咲くマルバスミレですが、場所が変わると今頃咲いていました。

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                     マルバスミレ

         タチツボスミレは長い期間見られますが・・・
    ナガバノスミレサイシンも、この辺りではまだまだ見られます。

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 ナガバノスミレサイシン           タチツボスミレ

  昨年、スミレの葉っぱを見つけ 「ミヤマスミレかな?」 と思っていました。

(確かこの辺だった・・) 探し歩きますが、見つかりません。 (おかしいなあ・・)

        その内目の端に、白っぽい花が目に入りました。
           「あっ、トウカイスミレだったのか~」

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                  トウカイスミレ

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                  トウカイスミレ

 仲良く肩組み合っているような子達もいます。 何だか「あっかんべ~」をしている
    ように見えるのですが、唇弁に特徴あるトウカイスミレならではですね?

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                  トウカイスミレ

     エイザンスミレもこの辺りの子はとてもいい顔をしています。

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       うんうん、この子もなかなかの美人さんですよ。 

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         林床では黄色いコガネネコノメも良い色になってきました。

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                    コガネネコノメ

  もう10日ほど前のことになりますので、お花の様子はだいぶ違っていますね?

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                     イワボタン





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新緑の森は気持ちいい

 新緑の森で観察会が行われました。 緑に燃える森をゆったり歩き、森の香りを
楽しんだり、食べられる野草を見つけたり(ここで採集はしません)、小鳥の声に
                     耳を澄ませます。

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 この時期の新葉は黄緑色がとても新鮮です。 また、太陽を通すと、とても優しく
     感じます。 ウリハダカエデは縦長に連なる花を付けていました。
  参加者の方が、とても綺麗な虫を見つけてくれました。 これは何でしょう?

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    ウリハダカエデ                    ?

   フジザクラも満開でした。 主催者の方々が天ぷらを揚げて下さり、
   おむすびと共に、頂きました。 ウド・コゴミ・タラノメ・お茶葉・・・・・
   揚げたての天ぷらは美味しかったです。 ごちそうさまでした~。

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        ツボスミレ                   フジザクラ

    さて、お腹もいっぱいになり、まだ時間も早いのでちょっと寄り道です。
    もうそろそろヤシャビシャクの花が咲いているのでは無いでしょうか?
トゲトゲの実は良く目にしますが、お花の咲く頃には余り森へ入っていないのです。
      足元には、エイザンスミレやムヨゴレネコノメソウが見えます。

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 エイザンスミレ                 ヨゴレネコノメソウ

 ミヤマスミレも濃い紫の花を咲かせ、小さなムカゴネコノメソウも目に付きます。

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          ミヤマスミレ                ムカゴネコノメ

      見上げると、苔っをいっぱい纏った巨木が立っています。
一人で森へ入る時は少し不安な気持ちですが、これらの子に会うとす~っと
           その気持ちが消えてしまうのです。

     さらに見上げていると・・・ あっ、いた! ヤシャビシャクです。

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   苔むした巨木                    ヤシャビシャク

               あんな所にも・・・・・ こんな所にも・・・

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                     ヤシャビシャク

    この子らは蕾を付けていました。 ちょっと早かったようです。

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                    ヤシャビシャク

 他にも色々な子が着いています。 ダイモンジソウやイワギボウシ・・・

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          ダイモンジソウ              イワギボウシ

                 アオベンケイも見られます。

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             アオベンケイ               スギラン

      まだまだ小さいスギランも目に留りました。 おおきくな~れ!

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                      スギラン

   コウモリソウも木の上で育っています。 フカフカのコケに包まれているのは
 ワチガイソウです。 こんなに団体さんで! 特に木の上が好きな子のようです!

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     コウモリソウ                 ワチガイソウ

         マツノハマンネングサも顔を出してきたようです。
マムシグサの仲間はスッと立って、まるで森の中を見回しているようです。

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   マツノハマンネングサ               マムシグサの仲間

    少しガスの掛かった森もなかなか幻想的で良い雰囲気です。
 カエデの仲間はいまこの時期に花が見られます。 これはあと一息・・・

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                              オオイタヤメイゲツ 

森の中を歩くと良く目にする光景です。 この日は、シカの毛とこの小さな骨。
           今年はまだシカの角には出会えません。    

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              シカの骨                     芽吹く巨木

       メグスリノキもお目覚めです。 森の中の木々達は面白い。

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      メグスリノキ                   踊る巨人

 そろそろ帰る時間です。 カラマツの芽吹きが気持ちの良い帰宅となりました。

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                     カラマツの芽吹き
 


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今年は花数が少ないクマガイソウ

 今年はお花が遅れているとは言え、もうそろそろ見られるのでは? と思い、
          クマガイソウに逢いに出掛けてきました。 

現地へ着いてみると・・・時期的には丁度良かったのですが、花が少ない・・・

 ここでは、見渡せる数カ所に渡って広がっているのですが、一番多い所でも
数えるくらいのお花です。 葉っぱの数はそれ程減っている訳では無いのですが。

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          上と下の写真は、角度を変えた同じ場所です。
昨年は余り写真は撮っていませんが、一昨年にはここだけで60個ほどの花が
 楽しめましたが、今年は20個だけでした。 来年に期待したいところです。

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      他の場所に目をやると・・・ 全体に花付きが悪いですね。
やはりもっとしっかり目に焼き付け、写真に収めなければ・・・と感じました。
      悪い人に見つからなかったのは、よかったのですが・・・

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 今年も出会えたのは嬉しかったのですが、ちょっと寂しい思いで帰宅です。

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          来年はもっといっぱいのお花に会いたいなあ~・・・

 我が家の庭でも20日以上も前になりますが、6株のクマガイソウが咲きました。
     もう10年程前に2株頂いたものが、毎年花を咲かせてくれます。
           やはり昨年より花数は少なかったです。

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近くで見られる帰化植物

           周りを見渡すと、外来種が多いですね。
その中でも、比較的目新しい植物(と、私が勝手に思っているだけですが・・・)に
                  注目してみました。

   オオイヌノフグリを白花にしたような 「コゴメイヌノフグ」 リがあります。
南ヨーロッパ原産の越年草草本だそうですが、繁殖力はかなり旺盛のようです。
    かといって何処でも見られるというわけではないようですが・・・・・

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                  コゴメイヌノフグリ

  この時期楽しみにしているのは、隣の市で比較的近い2ヶ所で見ている
「ヤワゲフウロ」 です。 その名の通り、茎や花に白い柔らかいふわっふわっの
 毛がいっぱいで、よくぞこの名前を付けてくれた・・・という感じのお花です。

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                    ヤワゲフウロ

     ピンク色のお花が可愛くて、一目で気に入ってしまいました。
私はここ以外では見たことがありません。 帰化植物図鑑によると、ヨーロッパ原産
で、1976年に北海道室蘭市で見られたとのこと。羊毛くず(ロックス)を用いた
    有機肥料が施用された果樹園などによく見られる、とあります。
果樹園では無く、近くに牛舎があるので、そこ由来かな?と思っていました。

最初に気づいた7~8年前には、ホンの数株だったのですが、一昨年辺りは、道端・
   畑の中まで、ヤワゲフウロだらけになり、草取りがされていました。

 その近くに咲いているのはゴウダソウです。 目立つ花と、小判のような
大きな実が特徴です。目立つ花なので、園芸用に植えたのが逃げ出したのかな?

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                      ゴウダソウ

          薄紫色をした可愛いお花です。 お花の形も素敵です。

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                     セリバヒエンソウ

       そして、凄い勢いで増えているのは、ヒメフウロです。
 何年か前に見慣れぬ葉っぱを目にし、花期を待って調べたところ外来種の
ヒメフウロだとわかりました。 比較的自然が多く残る場所で咲いているのに
     まずは驚きましたが、飼料に混って入ってきたようです。

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なかなか可愛いお花なので、庭に植えられる方もいるようで、近くでも時々見かける
  ようになりました。 まだこぢんまりとした感じですが、こういう水路を通り、
      グングン増えていっています。 このままで大丈夫でしょうか?

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    上記3枚は同じ場所です。 平地にもこんな風に広がっています。
     何カ所かこういう光景を目にしています。 凄い繁殖力ですね。

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            今後も注目していきたいものです。   

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